2017/07/19 教育学科
【学科報告】初等教育専攻 英語科教育について聞く
7月19日、次期学習指導要領の動きも含めて、初等教育専攻で英語科教育を担当している伊勢恵准教授にインタビューを行いました。
教育学科初等教育専攻の英語科教育について教えてください。
2011年度より、小学校において新学習指導要領が全面実施され、第5?第6学年で年間35単位時間の「外国語活動」が必修化されました。さらに、2020年には小学校で3?4年対象に「外国語活動」が体験的学習として実施され、5?6年対象に「外国語」が教科として導入されます。また、開始学年は小学校3年生となり、体験的外国語活動が導入されます。また、小学校5年生から「外国語科」となります。
こうした動きに対応して教育学科初等教育専攻では、「英語活動概論」「英語活動の指導法」「英語活動教材研究」の3つの関連講座を開設し、学生の指導に当たっています。
こうした動きに対応して教育学科初等教育専攻では、「英語活動概論」「英語活動の指導法」「英語活動教材研究」の3つの関連講座を開設し、学生の指導に当たっています。
学生の様子を教えてください。
英語活動に関する理論的な学習もグループワークを取り入れているため、積極的に発言しています。また、ワークショップでは、児童の立場に立って体験しながら学習を進めています
今後小学校教員として現場に入る学生に期待することは何ですか。
小学校の英語教育がますます盛んになっていくことを考えると、英語力と指導力の両方を備えていくことが求められます。そのため、学内の講義だけでなく、自主的に学びの場や機会を見つけて参加してほしいと考えます。さらに、英語教育に関する情報を幅広く収集してほしいと期待しています。