2021/11/20 教育学科

【学生報告】シリーズ「保育士?幼稚園課程で成長するということ?社会で貢献できる人材?」5

今回のインタビュイーである後藤さくらさんは、本学の教職課程支援室で働いており、保育士?幼稚園課程の学生は、後藤さんにルールやマナーに関して、厳しくご指導頂いています。始めは戸惑う学生もいましたが、学年が上がるにつれて、後藤さんの厳しさの中の優しさに気付き、教えて頂いたことがどれだけ大切か実感していくようです。
今回は後藤さんに「ルールやマナーに厳しいところもありましたが、その裏にはどのような思いがありましたか?また、学生にどうなってほしいという願いがありますか?」について、質問させていただきました。

【第5回テーマ】
「マナーを知る」社会人となる上での教養を学ぶ
時間や期限を守ることや、相手にとって正しい言葉遣いをすることは当たり前なことです。その当たり前のことが当たり前にできるように習慣づけてほしいから、日頃の関わりで注意をしていました。ルールやマナーは急にできるものではなく、まして緊張や戸惑いがある実習でいきなり行うのは難しいかと思います。

裏にある思いとしては、日々の中で実習先や就職先で学生が困らないようなベースづくり、さらに言えば、ゆくゆく学生が関わる子どもたちのためにもなるのではないかと思っています。保護者の方と信頼関係を築くには、当たり前なことができていないと難しいと思います。まずは、その部分で困らないように、学生のうちに習慣づけてほしいと思っています。そういったことは自分で気づいて行うのは難しいと思います。保育者ができないことを子どもにさせるのかなどと色々な思いを込めて、当たり前のことを求めていました。

大学の4年間という限定された時間の中で、学生のためにできることをしたいです。みんなが卒業後困らないように指導して、いつか厳しかったけど意味があったのだと気づいてもらえると良いです。私も学生時代に同じ立場の人からマナーに関して厳しく指導を受けたことが、結果的に良かったと思っているからこそ、学生にも伝えたいという思いがあります。

最後に就活を行う学生に向けて、まずは一人で悩まず、一人で立ち止まらずに一歩踏み出して誰かに相談してほしいです。
 
インタビュイー:東北福祉大学 教職課程支援室 職員 後藤さくらさん
インタビュアー:プロジェクト活動「ぴよねっと」所属 教育学科4年生佐々木彩
教育学科3年生大槻優希子


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