2022/11/22 教育学科

【学科報告】先輩教員の授業を参観(三浦ゼミ)

ICT機器を活用しながら授業を行う菊池さん
11月22日、三浦ゼミ4年生は、仙台市立木町通小学校で授業を参観しました。ゼミ先輩である菊池舞花さんは、2020年度に教育学科を卒業後、仙台市内小学校に赴任し、今年で教職2年目になります。当日は、3年生の社会科授業で子どもたちとの対話を重視したり、ロイロノートなどICT機器を活用したりするなど、様々な授業の展開を見せていただきました。
来年4月から出身県の小学校教員となる4年生にとっては、理想の授業のあり方や教師像について改めて考え、意欲を高める機会となりました。
参観を受け入れていただきました仙台市立木町通小学校 原新太郎校長先生はじめ先生方のご厚意に感謝申し上げます。

学生の感想

〇木町通小学校 菊池先生の授業を見学させていただきありがとうございました。
見学していて気づいたことは三点あります。
一点目は冷静さです。菊池先生はニ年目にもかかわらず落ち着いて授業をしていました。落ち着いて授業することによって周りが見え、児童の意見から授業を組み立てることができると気づきました。
二点目はロイロノートの活用です。私は、卒業論文でロイロノートのことを研究しているので、ロイロノートを取り入れた授業、児童の様子を見ることができ、勉強になりました。意見の共有のしやすさがロイロノートにはあるのではないかと気づきました。また、45分の中でロイロノートの使いこなす児童と先生の様子に驚きました。
三点目は児童の反応です。児童は教師が考えもつかないようなことを授業で発表していました。そのため、教師自身が頭を柔らかくする必要があると思いました。児童ならどう答えるだろうと考えながら授業を構成していくことが大切だと気づきました。
私も来年から菊池先生と同じ立場になると思うと不安で仕方ないですが、自分のできることを見つけ頑張っていき、菊池先生のようになりたいと思いました。(植木 敦子)

〇児童から出る多様な意見や反応にも落ち着いて対応している菊池先生の姿がとても印象的でした。また、授業内で、一つの指示を出した後に、全体を見渡し、一人ひとりの進捗状況を確認する場面が多くありました。誰もおいていかない授業作りをしていて、自分もいつかこのような授業をできるようになりたいと強く思いました。
最近、試験の合格が嬉しいという感情を超え、時間があるからこそ先生になることへの不安や心配ばかり考えていました。しかし、菊池先生の授業を見て、やっぱり自分は先生になりたいんだと確信することができたと共に希望が湧いてきました。自分が目指す先生像が見つかりました。
今日先輩の姿を見て、努力があってこそ、あのように素晴らしい学級経営や授業が生まれているのだと思います。自分も努力を惜しまず過ごしていきます。(阿部 桃奈)

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