2023/04/17 教育学科

【教育学科】新年度に向けてのメッセージ 大西学科長

大西学科長
 新年度が始まって学生たちが戻り、キャンパスは明るく楽しい雰囲気に包まれています。
そのような中、大西学科長に教育学科の学生や教員?保育士を志望する高校生の皆さんへのメッセージを話してもらいました。

-------------大西先生は特別支援学校の教員経験があるとのことですが、なぜ教員を志したのですか?
 私の初任校は北海道室蘭聾(ろう)学校です。聴覚に障がいがある子どもたちの学校でした。私は中学生の頃から特別支援学校(当時は「養護学校」でした)に強い関心があり、運動会の見学などにも行ったことがあります。そこで働く先生方を見てこんな仕事をしてみたいなぁと思ったのがきっかけです。
 教員の仕事の基本は「難しいことを、分かりやすく、易しくつたえる」ことです。子どもたちの「できた」?分かった?「もっと頑張りたい」を目の当たりに見ることができる職業は楽しくやりがいがあります。

-------------教員や保育士に必要な資質とはどのようなものと考えていますか?
「子どもが好き」というのはとても大切なことです。しかし、それだけで教員や保育士が務まるということはありません。教科?生徒指導や保育の専門性、小さな変化を見落とさない観察能力、そして目の前の子どもの成長をさらに伸ばしたいという熱い思いが必要です。

-------------学生には大学でどのようなことを学んだり身につけたりしてほしいと思いますか?
 今、特別な教育的支援が必要な子どもたちが増加しています。将来どのような学校?職場に勤務することになっても、身近にいる支援が必要な人?子どもに対して?適切な指導と必要な支援?を提供する力が求められます。本学では特別支援教育を学ぶ機会が授業のみならず、サークル?ボランティア活動等たくさん用意されているので、4年間の大学生活でこれらを経験してこれからの社会の担い手になってほしいと思います。

---------最後に、教員?保育士を志望する高校生の皆さんへメッセージをお願いします。
教員?保育士は子どもたちの健やかな成長を支えるため、豊かな学識に加えて、何より人を育てる器量が求められます。4年間の学びで、それを身に付ける可能性のある皆さん、是非本学教育学部で学んでみませんか。私たちはお待ちしています。


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