7月6日、東北福祉大学東口キャンパスを会場に開催された「東北福祉大学 社会科教育研究会」で、ワークショップによる発表を行いました。

私は「中等地理教育における地域調査学習の実施拡大に向けた実践的研究 —ICTを活用した地域調査学習教材のモデル教材開発と検証—」をテーマに研究を進めています。本研究では、Google Mapsの「マイマップ」機能を、中学校における地域調査学習のなかで活用した実践を行う計画です。そこで、今回の発表では「マイマップ機能とはどのようなもので、どのように操作するのか。また、教材としてどのように活用できるのか」という内容を中心に、ワークショップを実施しました。

参加者には、「マイマップ」機能の活用の可能性を体感してもらうことができました。また、私が想定していなかった機能の活用法についても提案があり、今後の研究の参考になりました。

これからも積極的に研究会等に参加し、幅広い層の参加者から意見等をいただきながら、より良い研究となるよう努めていきたいと考えています。（石橋 拓也）

【東北福祉大学 社会科教育研究会】
本会は2019年4月に発足し、教育学部教育学科中等教育専攻卒業生や現職の教員らが参加している。主に中学校社会科、高等学校地理歴史科?公民科に関する研究や実践の交流などを行うことで、参加者それぞれが教員としての専門性を高めている。