2018/02/10 保育士?幼稚園課程
2018年2月10日 保育キャリア形成Ⅷ『「しっくりくる未来や働き方」をつくるワークショップ』
保育キャリア形成Ⅷ『「しっくりくる未来や働き方」をつくるワークショップ』
2月10日に林義仁先生による、保育キャリア形成Ⅷ『「しっくりくる未来や働き方」をつくるワークショップ』が行われました。
はじめは、パワーポイントを用いて前回の保育キャリア形成Ⅵの振り返りを行いました。その後、「本当の就職活動」とは何かについてお話をいただきました。本題に入る前に林先生から、「2年生のみなさんは保育フォーラムで先輩の話を聞いて、それをどう持ち帰り、どう吸収していますか?」という問いかけをされました。その質問に、私たち2年生は誰も答えられず、、、。
保育者という職業は4月1日に社会人となったと同時に、プロとして働かなければならない、つまり、研修期間もなく、実践の経験を十分に積まないまま子どもや保護者、職場の方と関わることになるのです。
「いくら自分が未熟でも、子ども達にとって、保育者である自分が全てであるのに、本当にそれで良いのか?」と、保育者としての就職までの流れと、今の時代、保育者に求められているものとの矛盾があるのではないかとおっしゃっていました。また、そのことを考えると四年生になってから就職に向けて活動するのでは遅いかもしれない、先輩たちの活動をなぞらえるのが全てではないとお話ししてくださいました。この先生のお話を聞いた2年生にとっては、これから自分がどう学んでいくか、どう就職活動に臨んでいくかを考え直すきっかけになったのではないでしょうか。
次に、「キャリアアンカーを整理する」活動を行いました。キャリアアンカーとはライフデザインを描くための基礎、価値観のことです。これは過去?今?未来とずっと続いていくもので、人それぞれ違うのです。分かりやすく言うと、人それぞれの根底にある物事の判断基準のことを指します。私たちは常に、一番、自分の嗜好?興味に合う行動を無意識にしていて、それにはキャリアンカーが関係しているのだそうです。そのため、「自分のキャリアアンカーを引き出し、理解していることで、就職活動などの行動選択をする際に役立つ」と林先生はおっしゃっていました。
私たちはキャリアアンカーを引き出すため、次のような活動を行いました。
① 6つの問いに答える。(1問あたりの所要時間は1分)その答えをポストイットに書く。
例) 周りの友人はこんなタイプが多い ※3つ以上答えましょう
② ポストイットを貼り、近い価値観でグルーピングする。=キャリアアンカー
③ ペアを作り、お互いのキャリアンカーについて対話する。
この活動によって、自分のことを考える時間がとても大事であること、その時間はそんなに長くなくても、自分の根底にある価値観を引き出せることを痛感しました。「キャリアアンカーは色々あって良い、自分の中で譲れないものは何かを考えることが大切である」と先生もおっしゃっていました。
この講義で聞いたお話の要点を、私たちなりにまとめてみました。
① 保育者の就職活動のあり方をもう一度考えてみることが必要である。
② 自分の根底にある価値観(キャリアアンカー)は、就職活動に役立つ。
③ 短い時間でも自分について考える時間は大切である。
林先生のお話を聞き、改めて保育者として働くまでの自分の行動はどうあるべきか、考えさせられました。
この講義を終えて考え方が変わったみなさん、何でもいいので何か行動に移してみましょう。
記事担当:教育学科2年 成ケ澤咲希、沼田真由
はじめは、パワーポイントを用いて前回の保育キャリア形成Ⅵの振り返りを行いました。その後、「本当の就職活動」とは何かについてお話をいただきました。本題に入る前に林先生から、「2年生のみなさんは保育フォーラムで先輩の話を聞いて、それをどう持ち帰り、どう吸収していますか?」という問いかけをされました。その質問に、私たち2年生は誰も答えられず、、、。
保育者という職業は4月1日に社会人となったと同時に、プロとして働かなければならない、つまり、研修期間もなく、実践の経験を十分に積まないまま子どもや保護者、職場の方と関わることになるのです。
「いくら自分が未熟でも、子ども達にとって、保育者である自分が全てであるのに、本当にそれで良いのか?」と、保育者としての就職までの流れと、今の時代、保育者に求められているものとの矛盾があるのではないかとおっしゃっていました。また、そのことを考えると四年生になってから就職に向けて活動するのでは遅いかもしれない、先輩たちの活動をなぞらえるのが全てではないとお話ししてくださいました。この先生のお話を聞いた2年生にとっては、これから自分がどう学んでいくか、どう就職活動に臨んでいくかを考え直すきっかけになったのではないでしょうか。
次に、「キャリアアンカーを整理する」活動を行いました。キャリアアンカーとはライフデザインを描くための基礎、価値観のことです。これは過去?今?未来とずっと続いていくもので、人それぞれ違うのです。分かりやすく言うと、人それぞれの根底にある物事の判断基準のことを指します。私たちは常に、一番、自分の嗜好?興味に合う行動を無意識にしていて、それにはキャリアンカーが関係しているのだそうです。そのため、「自分のキャリアアンカーを引き出し、理解していることで、就職活動などの行動選択をする際に役立つ」と林先生はおっしゃっていました。
私たちはキャリアアンカーを引き出すため、次のような活動を行いました。
① 6つの問いに答える。(1問あたりの所要時間は1分)その答えをポストイットに書く。
例) 周りの友人はこんなタイプが多い ※3つ以上答えましょう
② ポストイットを貼り、近い価値観でグルーピングする。=キャリアアンカー
③ ペアを作り、お互いのキャリアンカーについて対話する。
この活動によって、自分のことを考える時間がとても大事であること、その時間はそんなに長くなくても、自分の根底にある価値観を引き出せることを痛感しました。「キャリアアンカーは色々あって良い、自分の中で譲れないものは何かを考えることが大切である」と先生もおっしゃっていました。
この講義で聞いたお話の要点を、私たちなりにまとめてみました。
① 保育者の就職活動のあり方をもう一度考えてみることが必要である。
② 自分の根底にある価値観(キャリアアンカー)は、就職活動に役立つ。
③ 短い時間でも自分について考える時間は大切である。
林先生のお話を聞き、改めて保育者として働くまでの自分の行動はどうあるべきか、考えさせられました。
この講義を終えて考え方が変わったみなさん、何でもいいので何か行動に移してみましょう。
記事担当:教育学科2年 成ケ澤咲希、沼田真由