2018/02/09 保育士?幼稚園課程

2018年2月9日 TFU保育実践演習後期合同発表会

2月9日に「TFU保育実践演習後期合同発表会」が、3号館321教室、323教室、331教室、332教室、333教室にて、行われました。

TFU保育実践演習後期合同発表会

TFU保育実践演習後期合同発表会では、それぞれが保育所実習Ⅰ?Ⅱで経験した子どもとの関わりのなかで「最も困った出来事」を共通テーマとし、グループごとに行った事例検討の発表を行いました。事例検討をしていく中で出てきた疑問などを、スーパーバイズや文献調査によって深めました。また、調査に基づく根拠あるモデルパターンを考え、それぞれのグループが「理論と実践」を意識した発表を行いました。
今回は地元の仙台圏はもとより首都圏方面からも来賓の方にも各教室にお越しいただき、私たちの発表にご意見やご指導をいただきました。お忙しい中お越しいただき、本当にありがとうございました。

1セッション50分間を、5セッション行い、約5時間の発表会となりました。
第5セッション後に3年生は341教室で総括を行いました。

事例の概要では、各グループ伝わりやすいように、ロールプレイを用いたり、手作りの動画を用いたりと工夫を凝らしながら、その現場をそれぞれ表現していました。
また、発表の中には「対話タイム」や「質問タイム」を入れ、どのようなところに実習生の問題点があったかなどを、学生同士で話し合い、意見を出し合う?考える時間を設けているグループが多くみられました。
 
発表終了後には、「○○とはどんな意味なのか」、「○児に対応している時、他の子どもや全体の活動はどうするのか」「事例が起きたときの、保育者の様子は…?」などの質問や感想を話し合い、指定されたグループ毎に内容を用紙にまとめ、発表者グループに、用紙を渡し返答をするという時間を約15分間取りました。
たくさんの意見や質問が交わされ、有意義な質疑応答の時間となりました。

質疑応答後には、ご来賓の先生方から、実習では感じることができなかった実際の現場でのご意見などを含めたご講評をいただきました。学生だけの意見交換だけでなく、現場でご活躍されている先生方にコメンテーターをしていただくことで、さらに保育に対する視野が広がりました。
また本日は、社会福祉学科の3年生にとって、区切りの日でもありました。教育学部の学生は、来年も幼稚園実習に向けた実習指導がありますが、保育士資格としての実習指導は本日が最後の日だったのです。よって、第5セッション終了後は、本日の発表会をふまえたこれまでの保育実習指導の総括が行われました。

和田先生からお話しいただいた後、社会福祉法人銀杏の会バンビの森保育園園長、壱岐美津子先生、社会福祉法人芳雄会ふたば保育園の宮崎礼子先生からも、私達学生に向けて、お話しいただきました。

また、保育ゼミでもお世話になりました、小坂先生、青木先生、利根川先生からもメッセージをいただきました。保育士?幼稚園課程に所属してからの2年間を振り返りつつ感慨深く感じたり、小坂先生もおっしゃっていたように、「まだまだ頑張りましょう!」という気持ちを新たにしたり…3年生にとって「深イイ」時間となりました。
最後に保育士課程実行委員会、委員長の渡邊祐貴くんから保育士課程の仲間に向けてのあいさつで、社会福祉学科、教育学科の保育士課程の全員が集まる「TFU保育実践演習後期合同発表会」が締めくくられました。
保育実習指導は今日で終わってしまいますが、社会福祉学科、教育学科、関係なく、今後もともに保育の学びを深めていく仲間として、これからも日々切磋琢磨し合いながら頑張っていきたいです!

記事担当者:社会福祉学科 櫻井千恵、岡田早希