2021/03/12 保育士?幼稚園課程

保育実習指導Ⅱ

3月12日(金)の5限に行われた保育実習指導Ⅱでは、青木一則先生にGoogleMeetを使用した同時双方向型の講義をしていただきました。

今回の授業は、「実習の省察と次段階の展望Ⅳ」と題して、GoogleMeetのブレイクアウトルーム機能を用いてグループを設定し、テーマに沿って意見を出し合い、保育所実習の振り返りをグループワーク形式で行いました。
※ブレイクアウトルーム…GoogleMeet上で参加者を小さなグループに分け、グループディスカッションなどを行える機能

始めに、1つ目に「いいなあ、すごいなあと思った瞬間、場面は?」というテーマでグループディスカッションを行いました。今回は一部のグループの内容を紹介させて頂きます。

<子ども>
?野原で遊んでいる場面で、虫が見つからず悲しんでいる子どもに対し、数名の子どもが自分で見つけた虫や花を渡して慰めていたこと
?あやとりや編み物が得意な子どもが、友達や年齢が下のクラスの子どもへ教えて遊びの楽しさを共有していたこと
?実体験から自分で新しい遊びを考えていたこと

<保育者>
?年間計画から目標を立てて、保育者同士で話し合いながら日々実践していたこと
(当たり前なのかもしれないが、忙しく慌ただしい中でそれを実践出来ていることがすごいと思った)
?片付けの時間の時に「○○君ショベルカー、このおもちゃを運んでくれますか?」などと楽しく片付けが出来るように声がけをしていたこと
?自然な流れの中で子どもたちの待ち時間がないような工夫が行われていたこと

次に、2つ目として「保育所実習で勉強になったこと」というテーマでグループディスカッションを行いました。1つ目のテーマと同様に一部のグループの内容を紹介させていただきます。
?1歳児クラスは保育者が常に子どもに言葉をかけていた(「貸してっていうんだよ」、「びっくりしたね、痛かったね」など)。そうすることで、子どもの言葉の発達の促しや、自分の気持ちに気付くきっかけになるのではないかと思う。
?活動の区切りで行う絵本や紙芝居の読み聞かせは、子どもたちの気持ちの切り替えの役割だけでなく、活動の準備が遅れている子どもをさりげなく待つ時間になっているなど、さまざまな意味があることを学んだ

最後に、青木先生から「色んな苦労や努力の経験は、社会に出ていくうえで色んなところで生かされる」とお言葉をいただきました。保育実習指導Ⅱの授業は本日で最後ですが、365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@により大きく予定が変更になり、混乱や不安を抱えながらも学生同士でグループディスカッションを何度も重ねたり、実習に向けて切り替えて、準備や実践をしてきました。この苦労や努力は、就職活動や就職先で大きな力のバネになると思います。
これから実習や就職活動も、今までの経験をバネにして、後悔のない最後の学生生活を送りましょう!

記事担当:佐々木 彩、島貫 莉花子、森 麻尋