2023/07/29 保育士?幼稚園課程

保育実習指導Ⅱ

2023/07/29 保育キャリア形成Ⅰ(3年生)

7月29日(土)3限に行われた「保育実習指導Ⅱ」では、株式会社バトン 代表取締役 兼 社会福祉法人 伸こう福祉会副理事長である林 義仁先生をお招きして講義が行われました。今回の講義では、「ダメダメ理論と脱却方法」と題し、“成長”とは何かを改めて考え直す機会となりました。
講義に入る前に林先生自身の就職活動の流れやどのようなキャリアを歩んできたのかというお話をしていただきました。

はじめに、自分にはないものをもつ先輩をみて自信をなくした学生の事例が出されていました。この事例から
①自分よりすごい人を見て、「自分はダメだな」と感じてしまう“自信喪失”
②ダメな自分を変えるための方法が分からず、“行動できない”
という「ダメダメループ」に陥る2つのポイントについてお話をしていただきました。
では、「ダメダメループ」から脱出するにはどうしたら良いのでしょうか。それは、今回の講義のキーワードである“成長”です。すごい人と出会った瞬間を成長のチャンスととらえることで、「ダメダメループ」から脱出できるとおっしゃっていました。

続いて、林先生から「成長するには、具体的に何をすれば良いか」という問いかけが学生に向けてされました。学生は、「注意されても学びになったと考え方を変えること」や「実現可能な目標を立て、成功体験を積むこと」ができれば成長したと言えるのではないかと答えていました。
その答えに対して、林先生は「考える」と「行動する」のどちらかでもできていれば成長していると言えると話されました。

最後にワークとして、今の自分は「考える」と「行動する」それぞれどのレベルにいるのかを考える時間が設けられました。学生は自分自身を振り返り今の自分の立ち位置を知り、どのレベルから始めてもよいことを確認することができました。

今回の林先生の講義は就職活動の際に必ず役立つと思います。悩んだり行き詰まったりした時には今回の講義内容を思い出しながら頑張っていきましょう!そして、実習でも素敵な方に出会い成長できる機会が多くあると思うので、「ダメダメループ」を抜け出し、さらに成長していきましょう。
熱く講義を進める林義仁先生
問いかけに対する自分の考えを発表する学生
記事担当:太田彩花