2025/08/21 共生まちづくり学科 産業福祉マネジメント学科
観光まちづくりの実践、持続可能な観光を学ぶ(ツーリズム論)

「ツーリズム論」の集中講義を8月4日~6日の3日間行いました。3名の特別講師を迎えて、福島、岩手、宮城の観光まちづくりの実践を学びました。現在および将来の経済、社会、環境への影響を十分に考慮する「持続可能な観光」には、まちづくりの観点が欠かせません。
初日は、地震、津波、原子力発電所の事故という複合災害からの復興をめざす福島県で実施されている「ホープツーリズム」を学びました。訪問者は原子力災害について学ぶだけでなく、将来の福島を共に考える当事者になることが大切だと気づいた学生がいました。
2日目は、岩手県の北三陸で行われている観光まちづくりについてです。NHKの朝ドラなどをきっかけに、地域住民をはじめ様々な関係者を巻き込みながら展開されている、持続可能な観光の実践事例を学びました。観光まちづくりとは、「地域の一人ひとりが、誇りをもって地域自慢できるようになること」と教えていただきました。
3日目は、仙台バリアフリーツアーセンターの取り組みです。高齢になっても、障がいがあっても、いつでも行きたいところへ行ける環境を整えていくことが、持続可能な観光には必要です。学生たちは仙台駅を起点に1泊2日のツアープランを考えることに挑戦しました。彼女が車いすユーザーだったら、高齢になった母親と旅行するにはなど、様々なシチュエーションを設定して検討することでユニバーサルツーリズム推進の必要性と課題を理解しました。
これからの地域づくりには観光の要素が欠かせません。本講義の受講者には、経済的効果だけでなく、文化的にも環境的にもサスティナブルな観光まちづくりを推進する人材になることを期待しています(担当:石塚裕子)。
初日は、地震、津波、原子力発電所の事故という複合災害からの復興をめざす福島県で実施されている「ホープツーリズム」を学びました。訪問者は原子力災害について学ぶだけでなく、将来の福島を共に考える当事者になることが大切だと気づいた学生がいました。
2日目は、岩手県の北三陸で行われている観光まちづくりについてです。NHKの朝ドラなどをきっかけに、地域住民をはじめ様々な関係者を巻き込みながら展開されている、持続可能な観光の実践事例を学びました。観光まちづくりとは、「地域の一人ひとりが、誇りをもって地域自慢できるようになること」と教えていただきました。
3日目は、仙台バリアフリーツアーセンターの取り組みです。高齢になっても、障がいがあっても、いつでも行きたいところへ行ける環境を整えていくことが、持続可能な観光には必要です。学生たちは仙台駅を起点に1泊2日のツアープランを考えることに挑戦しました。彼女が車いすユーザーだったら、高齢になった母親と旅行するにはなど、様々なシチュエーションを設定して検討することでユニバーサルツーリズム推進の必要性と課題を理解しました。
これからの地域づくりには観光の要素が欠かせません。本講義の受講者には、経済的効果だけでなく、文化的にも環境的にもサスティナブルな観光まちづくりを推進する人材になることを期待しています(担当:石塚裕子)。





