TFU実学臨床研究セミナー 第1回「実践現場で『学び続けること』の意義 ~実践の質を高め、問題解決力を身につけるためにできること~」

開催日:2021年9月23日

プログラムの趣旨

本年の7 月に日本ソーシャルワーク学会の第37 回大会がオンラインにて開催された。大会テーマこんにち家族や地域社会が変化し多様化する中で、人々の幸せやより豊かな生活を願い、複雑化する支援ニーズに向き合う対人援助の専門職の皆さんは、絶えず新しい知識を身に付け、成長し、新しく生じる問題に対応する力量を身に付けることが求められています。

「行学一如」を建学の精神とする東北福祉大学(TFU)では、この度、福祉系大学等を卒業したり専門資格教育等を修了したりするなどして実践現場で活躍する皆さんに対して、実践の質を継続して高め、問題解決力を身につけるための学びの機会を提供する取組み、月例の「実学臨床研究セミナー」を開催することにいたしました。

オープニングに当たる第1回研究セミナーでは、実践現場で?学び続けること」の意義について東北福祉大学を卒業されたお二人の実践家の?学びの経験?も伺いながら考えたいと思います。またこの研究セミナーの趣旨やこれからのこのセミナーの構想についても皆さんと共に語り合いたいと考えています。

福祉現場など実践の場のイマを見つめ、これから求められる対人専門職人財の育成や成長、キャリア形成を考える機会になれば幸いです。

講演者

○大島 巌 氏(東北福祉大学副学長?教授)
 基調講演:実践現場で「学び続けること」の意義を考える
 ~対人専門職として実践の質を高め、問題解決力を身につけるために必要なこと~

○小林 紀代 氏(多賀城市保健福祉部子育て支援課/宮城県社会福祉士会障害支援委員長)
 「専門職大学院での『学びの経験』から」

○水澤 里志 氏(社会福祉法人東北福祉会せんだんの里施設長)
 「通学の研究大学院での『学びの経験』から」