2018/06/21 生涯学習支援室

公開講座「お口と健康」を開講

6月21日、東口キャンパスで本学准教授の土谷昌広先生による「お口と健康」を開講しました。 

『齢(よわい)』の部首は「歯」です。「歯が減ることは食事を困難にし、心身の衰弱に直結する」ことが文字の成り立ちと言われています。口の機能低下(噛めない、むせる、口が乾く)が栄養を介した身体への問題だけでなく、気持ちの部分や社会性(人付き合いや仕事)にも大きく影響することは多くの人の共感を得るところかと思います。歯の本数が多い高齢者では食習慣が良いだけでなく、生活の質(QOL)や運動能力が高く、生活習慣病や認知症、寝たきりになるリスクが低下するといった研究結果も報告されています。また、豊かな食生活は単純に栄養を摂るといったものだけでなく、生涯にわたって食事を楽しみ、健康で豊かな生活を過ごすことに繋がります。

受講者の感想

「“楽しみはお口から”を実感しました。オーラルフレイルという言葉を少し理解出来たのは良かったです。自分にとって<人生最後のご馳走>は何かな?先生のお話はとてもわかりやすかったです!」

「話し方がすごく良かった。歯はすごく大切だと思いました」




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