東北福祉大学は5月10日、国見キャンパスで惺山高等学校（山形県）と「包括連携協力に関する協定」を締結しました。高等学校との協定締結は9校目になります。

本学から千葉公慈学長、阿部裕二総合福祉学部長兼教務部長、西田眞吾総務局長、坪川宏高等教育推進センター統括部門長、千葉幸喜入学センター長兼事務部長、千葉英俊総務部次長兼企画課長、佐藤あゆみ入学センター入試課係長が、惺山高等学校からは関義人校長、松井寿夫教頭、髙橋亮進路指導部長が出席。「包括連携協力に関する協定書」「高大連携?接続に関する覚書」に双方で署名を行いました。

今回の協定は「学術研究、教育、文化等の分野で相互に協力し、学術研究及び学校教育の振興並びに地域社会の発展と人材育成に寄与すること」を目的としたものです。

また、協定に基づく覚書は、惺山高校の生徒が大学での日々の学習や将来進む可能性のある学問分野に関連した講義を受講する機会や、ゼミ形式による「総合的な探究の時間」での学びの環境をつくり上げていくことが盛り込まれました。その過程を通して、学問や SDGs への理解を深め、学習意欲や社会の課題を知り、進路意識を高めるよう、生徒の探究活動?学習の充実化を図る研究を行うことが目的となります。

千葉学長は「教育の展開がより多く教育研究活動でいかされていくことを念願しております」、関校長は「生徒にとって最良の学びを求めて学校づくりをしていきたい」とそれぞれ期待を込めて話しました。