2024/05/31 実学臨床教育推進室 社会福祉学科 福祉心理学科 福祉行政学科

【実学臨床教育Ⅰ】 百聞は一見に如かず -Part 1-

5/29 「実学臨床教育Ⅰ」を受講している1年生124名中約半数の61名が、福祉施設の理解の一環として大学の関連施設の見学に行きました。

5/8 手元に配られた資料とモニターを見ながら施設の説明を聞く学生たち
5/8 手元に配られた資料とモニターを見ながら施設の説明を聞く学生たち

実学臨床教育とは、「本学の建学の精神である『行学一如』の理念を基礎として、社会福祉分野のさまざまな領域を理論(大学での講義など)と実践活動(社会福祉施設?機関などでの実践)を通し学び、『実践する力?考察する力?理論化する力』に富んだ人材を育成する」本学独自の教育プログラムです。4年間を通し積み上げていく教育内容となっており、特に実学臨床教育Ⅰ?Ⅱは本学関連施設と連携して授業を進めていきます。

5/8の授業「関連施設の理解:施設見学事前指導(1)」では、前もって大学の関連施設の方から各施設の特徴や紹介の資料を作成していただき、その資料を基に教員が各施設の説明を行いました。
それを受けて学生は見学希望施設を選択し、ひとり2施設に見学に行きます。
施設見学にあたっては、感染防止対策のため見学日の一週間前から「健康チェック表」を記入し体調管理を意識し、当日引率教員に提出し見学可否の判断を受けます。また、見学の際はマスクを着用します。

見学は、5/29、6/12、6/26、7/10(各回3施設)5限目の授業時間内に大学バス3台で行きます。
5/29は、社会福祉法人東北福祉会せんだんの里、せんだんの館、医療法人社団東北福祉会せんだんの丘に伺いました。




せんだんの里

せんだんの里では感染予防対策のため、施設専用の「健康チェックシート」の提出と、施設から配布されたサージカルマスクの着用が求められます。
見学は2グループに分かれ、①グループホームと②せんだんの里内を前後半で場所を交換し見学しました。グループホームはご家庭の環境に近い形の施設ですので、一軒家の中での共同生活の様子を見学しました。せんだんの里内は特別養護老人ホームのユニットなど居室や共有スペースなども見学しました。
グループホーム:一軒のお宅を訪問するのと同じこと
グループホーム:一軒のお宅を訪問するのと同じこと
せんだんの里:浴室の説明を受ける
せんだんの里:浴室の説明を受ける
メモを取りながら説明に聞き入る
メモを取りながら説明に聞き入る

せんだんの館

2グループに分かれ少人数で異なる見学コースで施設内を回りました。
ショートステイの居室やデイサービススペース、せんだんの館ならではの5階展望風呂?サウナも見学できました。トレーニング室では器具を実際に体験させてもらいました。
最後に1階ホールに集合し質疑応答の時間が設けられました。
デイサービスについて説明をうける
デイサービスについて説明をうける
口腔ケア室:口腔ケアの365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@性について聞く
口腔ケア室:口腔ケアの365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@性について聞く
トレーニング室:器具の使い方の説明をうける
トレーニング室:器具の使い方の説明をうける

せんだんの丘

関連施設で唯一の介護老人保健施設です。
3グループに分かれ、一般棟、認知症専門棟、通所リハビリスペースの見学をしました。在宅復帰を目指した施設での過ごし方、通所リハビリの利用など、介護老人保健施設の地域での役割のお話も聞くことができました。
浴室:入浴方法などの説明を受ける
浴室:入浴方法などの説明を受ける
地域ケアステーションの説明を聞きながらメモを取る学生
地域ケアステーションの説明を聞きながらメモを取る学生
在宅復帰を見越した車椅子や歩行器の利用について説明を受ける
在宅復帰を見越した車椅子や歩行器の利用について説明を受ける