2025/06/13 実学臨床教育推進室 社会福祉学科
【実学臨床教育Ⅰ】百聞は一見に如かず:『関連施設の理解』社会福祉学科1年生の施設見学Part2
5月7日までの授業で?福祉施設で働く職員から教わる? 第1弾「施設紹介(聞く?聴く)」を済ませ、5月21日から第2弾「施設見学(見る?観る)」が始まりました。7月2日までの間の授業時間に、社会福祉学科1年生470人余りの学生が、せんだんの杜?せんだんの里?せんだんの館?せんだんの丘の4施設に約20名ずつ分かれて伺います。
実学臨床教育とは
「本学の建学の精神である『行学一如』の理念を基礎として、社会福祉分野のさまざまな領域を理論(大学での講義など)と実践活動(社会福祉施設?機関などでの実践)を通し学び、『実践する力?考察する力?理論化する力』に富んだ人材を育成する」本学の実践的な教育の先駆けとして生まれた教育プログラムです。4年間を通し積み上げていく教育内容となっており、特に実学臨床教育Ⅰ?Ⅱは本学関連施設と連携して授業を進めていきます。
『関連施設の理解』福祉施設で働く職員から教わる:第2弾「施設見学(見る?観る)」

前期授業の大きな柱は「関連施設の理解」として行う大学関連施設の見学です。
大学に入学して福祉についての基礎となる様々な講義を受講し始めた1年生ですが、入学間もないこの時期に社会福祉学科1年生全員が福祉施設を訪れ職員から直接説明を受けながら福祉現場のリアルに触れることができるのは、関連法人施設と連携できる本学ならではの強みです。テキストや講義資料で福祉現場で使われる用語や写真を数多く見たり聞いたりしますが、利用者様の生活や施設の環境や事業、職員の仕事などの実際の様子を直接目にすることで、そういうことかと納得できたり理解したり、さらには「なぜ?」という疑問が生まれたりします。小さな疑問が「もっと知りたい」「ちゃんと理解したい」という意欲となり、大学での講義で確認したり知識を得たりし福祉現場をイメージしながら学びを深めることができます。
大学に入学して福祉についての基礎となる様々な講義を受講し始めた1年生ですが、入学間もないこの時期に社会福祉学科1年生全員が福祉施設を訪れ職員から直接説明を受けながら福祉現場のリアルに触れることができるのは、関連法人施設と連携できる本学ならではの強みです。テキストや講義資料で福祉現場で使われる用語や写真を数多く見たり聞いたりしますが、利用者様の生活や施設の環境や事業、職員の仕事などの実際の様子を直接目にすることで、そういうことかと納得できたり理解したり、さらには「なぜ?」という疑問が生まれたりします。小さな疑問が「もっと知りたい」「ちゃんと理解したい」という意欲となり、大学での講義で確認したり知識を得たりし福祉現場をイメージしながら学びを深めることができます。
施設見学の様子
Part2. せんだんの館(5月21日~6月11日)の施設見学を紹介します
せんだんの館は、仙台市と福祉大国フィンランドの産業復興協定にもとづいた健康福祉プロジェクトを実践しているフィンランド型介護施設です。5階建ての施設ですが、最初1階の「交流ホール」でパンフレットを見ながら施設の概要についての説明をいただきました。その後2グループに分かれて別ルートで見学をしました。
主な見学場所は、1階のトレーニング室?流水プール?浴室(リフト浴、機械浴)、4階の浴室?口腔ケアスペース?デイサービスフロア、5階の展望風呂?サウナなどです。
トレーニング室では運動機能向上を図る機能訓練器具の使い方や効果を説明していただき、全員機能訓練体験をさせていただきました。
フィンランドの建築デザインを取り入れた木目調の環境を目の当たりにして、老人福祉施設のイメージが変わったと言う学生が多くみられました。
主な見学場所は、1階のトレーニング室?流水プール?浴室(リフト浴、機械浴)、4階の浴室?口腔ケアスペース?デイサービスフロア、5階の展望風呂?サウナなどです。
トレーニング室では運動機能向上を図る機能訓練器具の使い方や効果を説明していただき、全員機能訓練体験をさせていただきました。
フィンランドの建築デザインを取り入れた木目調の環境を目の当たりにして、老人福祉施設のイメージが変わったと言う学生が多くみられました。






《「施設見学報告書」の学生の感想 一部抜粋》
?「今まで単なる『施設』だと思っていましたが、実際に現場を見ることで『安心して暮らせる場所』としての役割を強く感じました。介護の仕事は肉体的にも精神的にも大変ですが、人の生活を支えるやりがいのある素敵な仕事だと実感しました。」
?「授業で施設が北欧風であるというのを聞いていましたが、いまいちピンと来ていなかったのですが、実際に施設を見学してみると、日本の建築とは異なる温かみがあって利用者さんも過ごしやすそうだと感じました。」
?「施設を見てまず思ったことは、病院などの施設とは違って自分の家のようなくつろげる空間だということです。利用者さんが安心してくつろげる空間づくりを徹底していてとても驚きでした。」
?「トレーニングルームや流水プール、サウナなどほかの福祉施設にはあまりない設備が整っていて、利用者の方が施設内でも充実した生活が送れる工夫がされていました。」
?「自分は老人ホームを閉鎖的な空間になってしまうのではないかと思っていましたが、中に入ってみると風通しがよく利用者さんも笑顔で過ごしていました。」
?「快適に利用をするためのスタッフの方々の配慮やコミュニケーションの取り方にすごさを感じました。」
?「北欧の福祉は予防を重視していて日本と全然違うことを知り、ほかの国の福祉についても知りたいと思いました。」
?「授業で施設が北欧風であるというのを聞いていましたが、いまいちピンと来ていなかったのですが、実際に施設を見学してみると、日本の建築とは異なる温かみがあって利用者さんも過ごしやすそうだと感じました。」
?「施設を見てまず思ったことは、病院などの施設とは違って自分の家のようなくつろげる空間だということです。利用者さんが安心してくつろげる空間づくりを徹底していてとても驚きでした。」
?「トレーニングルームや流水プール、サウナなどほかの福祉施設にはあまりない設備が整っていて、利用者の方が施設内でも充実した生活が送れる工夫がされていました。」
?「自分は老人ホームを閉鎖的な空間になってしまうのではないかと思っていましたが、中に入ってみると風通しがよく利用者さんも笑顔で過ごしていました。」
?「快適に利用をするためのスタッフの方々の配慮やコミュニケーションの取り方にすごさを感じました。」
?「北欧の福祉は予防を重視していて日本と全然違うことを知り、ほかの国の福祉についても知りたいと思いました。」