2025/07/16 広報部PR課

【新聞掲載情報】関川伸哉教授が河北新報の『紙面センサー』欄に執筆しました

総合福祉学部の関川伸哉教授が、河北新報(7月15日掲載記事)の『紙面センサー』欄に執筆しました。

今回は、2015年9月の国連サミットで採択された持続可能な開発目標(SDGs)に続く新たな価値観として、現在注目を集めている「SWGs」=持続可能なウェルビーイング(幸福)を追求する目標=について、その背景と具体的な事例を紹介しています。

また、「とうほく?総合面」に掲載された記事では、認知症の理解を深めながらその当事者ととも考える「みやぎオレンジミーティング」について言及しています。39歳で若年性アルツハイマー型認知症と診断され、現在も活動を続けている男性を取り上げ、社会で活躍し続けられる背景と、共生社会の実現に向けた理解の促進を呼びかけることで、その本質を問い直す契機になったと述べています。

今後の取材や報道において、社会課題を単に分析するのではなく、共に感じ、共に考える視点から、当事者の声に耳を傾ける姿勢が一層求められるだろうと語り、誰ひとり取り残されない社会を目指す上で、共感と関係性を大切にする報道の役割が365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@になると予想しています。

<河北新報『紙面センサー』とは>
河北新報の最終版(朝刊16版、夕刊)をもとに、有識者などの方々が紙面の批評を執筆するコーナーです。さまざまな角度から多面的に記事の掲載内容について掘り下げ、意見や感想、提言などを執筆します。今後、半年間にわたり月1回程度、執筆される予定です。

河北新報7月15日朝刊掲載