2023/03/23 実学臨床教育推進室

【実学臨床教育修了證書授与式】 ~Another special ceremony~

本学独自の教育プログラム「実学臨床教育」の修了證書授与式が、3月16日の卒業式終了後に感染拡大防止のため簡素化し国見キャンパス管理棟で行われました。

「実学臨床教育」は総合福祉学部(社会福祉学科、福祉心理学科、福祉行政学科)の学生のみが履修できる教育プログラムです。4年間を通して実践的な活動と理論構築を積み重ね、『実学臨床教育論文』を提出した者に「修了證書」が授与されます。

今年授与されたのは、4年生(18期生)7名。副学長、総合福祉学部長、各学科の学科長、実学臨床教育担当教員、実学臨床教育推進室員、さらに1年次にお世話になった大学の関連福祉施設の方々がオンライン参加で見守る中、千葉公慈学長から一人ひとりに「修了證書」が手渡されました。

千葉公慈学長からは「『行学一如』の建学の精神の体現化する最たる授業?取り組みが、皆さんが修了されました実学臨床教育ということになるわけです。仏教の考え方には2つの喜びがある、与える喜びといただく喜び。与える喜びは自分をより一層大きくしていく、何倍も何倍も強い心になっていくと信じていただきたい。皆さんはとりわけ誰かを幸せにして差し上げる力、考える力、様々な力を学んでいただき身につけていただいたということです。培われた経験や知識を大いに発揮して、自信と誇りをもって社会という大海原に漕ぎだしていただきたいと思います。今日は誠におめでとうございました。」とお祝いの言葉をいただきました。

18期生を代表し、髙橋友香さんから「初めは不安でいっぱいで、他の学生と自分を比べて辛いと感じることもありましたが、実習施設の皆様や先生方、そして共に悩み励ましてくれた仲間の支えがあったからこそ最後まで頑張ることができました。実学臨床教育の4年間はかけがえのない時間であり、4年間継続できたということが今の私の自信となっています。誰もが健やかに暮らせる社会を実現するために、その一翼を担える存在となれるよう、実学臨床教育での学びを糧に精進して参ります。」と挨拶がありました。

修了した学生は下記の通りです。
[社会福祉学科] 天野泉美、内山侑理香、加賀美奈央、髙橋友香
[福祉心理学科] 外川麻衣、結城風美
[福祉行政学科] 渡部瑞稀

修了生全7名での記念撮影
修了生全7名での記念撮影
1人1人に手渡される修了證書
1人1人に手渡される修了證書
関連施設の関係者もオンラインで参加
関連施設の関係者もオンラインで参加