2023/05/10 教務課

「AI?データサイエンス教育プログラム」について

インターネットを介したICTは、今や必要不可欠な社会基盤として定着しつつあり、今後はビッグデータを駆使したAIやロボティクスの発展と相まって、産業構造や雇用環境にも大きな変化をもたらすSociety5.0時代に突入すると考えられます。そこで、東北福祉大学では、Society5.0時代において活躍する人材を養成するため2020年度より議論を重ね、この度表記の教育プログラムを設定いたしました。本プログラムの習得を希望する場合は、以下の概要を確認してください。

Ⅰ.本プログラムにおいて身につけられる力

  1. 少子高齢化や災害多発時代の中にあっても、福祉の水準を確実に向上させるために、データや情報を科学的に捉える力
  2. AIプログラミングの実習をとおして身につく、代表的なAIのアルゴリズムや実社会でデータ?AIを利活用する力
  3. 統計的?数理的思考に基づいて、データを論理的に分析?解釈する力

Ⅱ.修了要件

以下の3科目を履修し、単位を修得すること。

  1. 情報の科学
  2. AIの基礎
  3. 統計情報を見る眼

Ⅲ.プログラムの概要

本プログラムでは、Society5.0時代に伴う第4次産業革命とも呼ばれる社会革新について、福祉、自然災害、健康維持といった視点から考え、ICTの活用やAIの最新技術について実践的に理解を深めます。さらに、収集されたビッグデータのAIや統計ツール等によるデータマイニングや意味づけが、自然災害や地球規模での環境変動、少子高齢化や人口減少といった社会情勢の変容などの、社会の課題を解決する有用なツールとなり得ることを、具体的な例で学びます。加えて、データのスクレイピング技術やビッグデータの活用による売り上げの予測など、様々な業界で利活用されているデータ?AIの事例について紹介します。また、データの活用においては情報セキュリティの課題も存在するため、あるべき情報セキュリティ管理、データ保護、デジタル資産保護等の方法や留意点、モラルや倫理、法制度等についても解説する。最後に、統計的な思考や解析ツールを用いて、実際のデータを論理的に分析?解釈する能力を養います。
AI?データサイエンス教育プログラムの図

Ⅳ.自己点検?評価の結果について

Ⅴ.申請書の公表

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