6月23日金曜日、仏教専修科主催による本学教職員や学生を対象とした体験坐禅会が開催されました。本学は創立以来、仏教思想を基盤とする「行学一如」を建学の精神と仰いでいます。その設立母体である曹洞宗の「坐禅」に触れることで、教職員や学生の皆さまに宗門大学としての意識を一層高めて頂くことが今回の目的です。
坐禅会には千葉学長も参加されてご法話を賜わり、朝坐禅（7:30～8:00）、昼坐禅（12:45～13:15）、夕坐禅（18:00～18:30）の3回が実施されました。ありがたいことに、3回合計で延べ20名以上の学生?教職員の参加を頂きました。
朝坐禅終了後、直ぐに朝課（8:00～8:15）も勤め、参列学生?教職員は、皆清々しい気持ちで勉学?就業に向かわれました。朝?昼?夕のすべてに参加された教育学科の門脇佳代子准教授は、「朝昼夕と聞こえてくる音の違いを感じていました。朝は鳥の声、昼は学生の授業中のざわめき、夕は突然のにわか雨が屋根にあたる音。普段気にも留めない、自分の周りの動きというものを新鮮に感じることが出来ました。それと同時に坐禅をすることで、小さいことにとらわれていた心の動揺を取り戻すことができました。本学の成り立ちと理念を心身で感じられる、素晴らしい機会でした。」と述べられていました。
今後も体験坐禅会を企画してまいりたいと考えておりますので、たくさんの学生?教職員の皆様のご参加をお待ちしております。

合掌　九拝