2023/08/08 芹沢銈介美術工芸館

仙台市貝ヶ森市民センターへ出張ワークショップ

 726日、芹沢銈介美術工芸館では、仙台市貝ヶ森市民センターで出張ワークショップを行いました。
市民センター主催の「貝ヶ森シニア学園」は、60歳以上を対象として、運動?健康、歴史関係、ものづくり、文化教養を深める講座を開催されており、第3回ものづくり講座で、型紙を使用した染色体験を担当しました。
受講者のみなさんが挑戦したのは、うちわ作り。合羽刷りという型紙を用いる技法で模様を染めた後、うちわのかたちに切り抜き、縁紙を貼って完成させました。
材料は、芹沢銈介が作品制作に使用した富山県の八尾和紙や、香川県丸亀市の竹製のうちわ骨を用いた本格的なものです。型紙は、芹沢のお弟子さんが制作した朝顔や金魚模様など6種類を準備しました。
受講者のみなさんはとても熱心に取り組まれ、見本を忠実にして染めた方や大胆な色使いをされた方など、それぞれ思い思いに染め上げました。出来上がると自分だけのオリジナルうちわが完成したと喜んでおりました。
美術工芸館ではこれからも様々なかたちで、地域に開かれた大学美術館として活動していきます。

この記事に関するお問い合わせ

東北福祉大学 芹沢銈介美術工芸館
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