2023/11/15 PR課 福祉行政学科 女子駅伝部

仙台一中2年生が「職場体験学習」、女子駅伝部キャプテン梅村光理さんをインタビュー

仙台市立第一中学校の2年生生徒11人が11月15日、PR課実習として、全日本大学女子駅伝(杜の都駅伝)で8位入賞した女子駅伝部の主将兼マネージャーの梅村光理さん(福祉行政4年)にインタビューをしました。生徒のみなさん11人で作成した記事と、撮影した写真を掲載します。(左側:三宅陽木さん撮影)

取材に応じる梅村さん(菊地咲羽さん撮影)
取材に応じる梅村さん(菊地咲羽さん撮影)
東北福祉大学女子駅伝部?梅村光理さんインタビュー

Q.はじめたきっかけは
A.小学生の頃に楽しくやる感じの駅伝チームに所属していました。それが楽しくて本格的にやり始めました。

Q.駅伝の魅力はなんですか
A.駅伝はチームの競技なので、人と人とのつながりやチームの絆が感じられたことがやっててよかったことだと思います。

Q.トレーニングをする時に大切にしていることは?
A.無理をすると怪我をしてしまうので、無理をせず自分のできる限度を見極め、7~8割で練習することが大切だと思います。

Q駅伝でつらかったことは何ですか?
A.駅伝や長距離は継続して練習することで結果が出るので、ケガをして練習ができなかったときや、練習を積んだのに結果が出なかったときがつらかったです。

Q.マネージャーとしてどのように選手と向き合っていますか?
A.自分も選手をしていたから、つらい人の気持ちもよくわかります。なので、そういった時には1番に寄り添うようにしています。

Q.なぜマネージャーを続けられた?
A.怪我が多くて辛かったけどチームに貢献したかったことが一番です。また陸上もそうですが東北福祉大学のみんなが好きだったから続けてくことができました。

Q.マネージャーとして特に大切にしていることは?
A.特に選手との結びつきが大事だと考えています。普段からコミュニケーションを取っていくことを大切にしています。

Q.「もう駄目だ」、「絶対できない」と思ったときどのようにしていますか?
A.できないと思っても「あともう少しやってみよう」と続けてみたり、やり方や考え方を変えてみたりして練習?努力を続けています。

Q.不安や緊張したときはどうしていますか?
A.同期やチームメイトに相談しました。人に話すと気持ちが楽になり、自分に対してもアドバイスしてもらえる。その他、今まで積み上げてきた練習を信じることで、自分に自信を持つことができます。

Q.選手がミスしたときの向き合い方を教えてください
A.何人に抜かれても、その区間の相手が強かったりするときもあります。チーム全体として頑張った結果だと思っているから個人は絶対に責めません。

Q,続けられた原動力は何ですか?
A.自分やチームにとって、つらいことはあります。ですが駅伝のタイムが縮んだり、結果が出たりするとつらいことを忘れて、やってよかったと思えることが原動力です。

Q中学生のうちにやっておいたほうがいいこと
A.勉強も大事ですが、体を動かすこともしていたほうがいいです。また運動部や文化部問わず、部活動に入っておいたほうが、いろいろな人間関係について気付くことがたくさんあります。

Q.キャプテンとして、次の駅伝に向けてどのようにみんなを引っ張っていこうと思っていますか?
A.全日本大学女子駅伝で活躍した選手の裏で走れなかった選手もいるので、次の駅伝ではその人たちにも頑張っていってほしいです。富士山駅伝では7名の選手が走るので、誰がその中に入っても入賞できるよう、みんなの表情をよく見て、声掛けなどの指導をしていきたいと思っています。


(編集後記)
自分のことだけでなくキャプテンとして選手のことを一番に考えている梅村さん。
部の後輩に話を聞くと「選手をやめたあとも、チームに対しても選手に対しても気配りを欠かさずにできる人です」と信頼されています。
みんなからの信頼が厚く、好かれている理由がこのインタビューを通してよくわかりました。
話す内容だけでなく、梅村さんの話し方や様子などからも、優しく穏やかな人柄が溢れていて、スポットライトが当たらないような場面でも、周りのことを考え行動に移すことが成功の秘訣につながるのではないかと考えさせられました。

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