「三陸ナマコ」の多用途商品開発推進事業
2017年5月、産業福祉マネジメント学科?鈴木康夫教授が会長を務める、一般社団法人アグロエンジニアリング協会と、東北福祉大学が連携した事業が復興庁の「水産加工業等再生モデル事業」に採択されました。
宮城県、岩手県の三陸沖では、良質なナマコが年間100トンほど水揚げされます。しかし、国産ナマコの年間漁獲量としては、北海道や青森の10分の1程度にとどまり、産地の知名度は低い状態です。本事業では、そんな「三陸ナマコ」を主原料とした新たな商品開発を行い、その販路拡大とブランド化を図ることを目的としています。
国内消費はもちろんのこと、海外輸出やインバウンド向け料理の開発にも力を入れており、開発には塩釜、石巻地区の水産加工会社などが携わることで、それに伴う震災被災地の雇用創出にもつなげるねらいです。
事業開始後、早速各水産加工会社が、ギョーザ、スープ、サプリメントなどの試作に着手しています。本事業には、本学の学生も参加し、実際の商品企画から展示会での商品説明等を行っています。
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