社会福祉学科

終了 日本ソーシャルワーク学会 第40回大会

  • 2023/07/08(土)~07/09(日)
  • 対面(仙台駅東口キャンパス)とオンライン(Zoom)のハイブリッド形式

大会テーマ

実践現場からの情報発信と実践研究 ~震災復興支援の経験を踏まえて~

趣旨

 第40回を迎える日本ソーシャルワーク学会宮城大会では、近年、本学会が力を入れて来たソーシャルワーク職能団体との連携を深める取組みの一環として、「実践現場からの情報発信と実践研究」を取り上げます。そして、実践家の皆さんとご一緒に実践研究のあり方と、「実践現場からの情報発信」の意義を共に議論する場にできればと思います。
 「実践研究」を含む「研究」は、社会や実践現場に大きな影響を与えうる価値ある「情報」を生産します。またその「情報」は科学的な知の公共財として体系的に蓄積されて、信頼できる「情報」を社会や実践現場にフィードバックします。
 一方、優れた「実践現場」の取組みは、多くの実践家に共有することによって、より効果的な支援を生み出し、再現可能な有効な支援方法として定式化できます。より良い支援を生み出すためにも、優れた「実践現場」の取組みは「情報発信」し、積極的に共有することが求められています。またそれによって、「実践現場」の実践力も向上します。そこに「実践研究」の大きな役割があります。   さて、震災など深刻な自然災害が頻発する日本では、震災復興への取組みは社会的に大きな課題です。そこに果たすソーシャルワークの研究的、実践的、そして社会的な役割はとても大きいと考えます。この第40回宮城大会では、東日本大震災における経験を手がかりにして、「実践現場からの情報発信と実践研究」の相乗作用とそれぞれの役割について、皆さんとご一緒に議論したいと考えています。

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