2025/05/13 医療経営管理学科 広報部PR課

能登半島地震ボランティアに参加 櫻井渓さん(医療経営管理学科) 学生インタビュー

(※内容は2025年2月に取材したものです。)

東北福祉大学?櫻井渓さん(医療経営管理学科3年)インタビュー

Q.災害ボランティアに参加したきっかけを教えてください。
A.小さい頃、宮城県栗原市で宮城岩手内陸地震を経験しました。震度が大きかった事を今でも覚えています。母からはその時、多くの北陸の方々がボランティア活動に来てくれていたと聞きました。私はその話を聞き、もし北陸で地震があった場合には、自分もボランティア活動に参加しようと決意しました。

Q.ボランティア活動を通じて得た一番印象的な経験は何ですか?
A.家財の搬出など、体力的に大変な作業が多かったのですが、依頼者の方からの差し入れや、「ありがとう」といった感謝の言葉が心に残っています。困難な中でも笑顔を絶やさずにいることが大切だと感じ、思いやりや助け合いの精神が、被災者の希望になっていると実感しました。

Q.災害ボランティアを行う中で、どのようなスキルや知識を身につけましたか?
A.現場では主に、がれきの処理などを手伝いましたが、安全面にも注意を払い、けがの防止に努めました。例えば、大きな荷物を2階から下ろす際には、1階から上がってくる人と連携を取り、声がけを徹底しました。作業前にはしっかりと打ち合わせを行い、準備を万全にすることの365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@性を学びました。

Q.災害ボランティアの活動が櫻井さん自身にどのような影響を与えましたか?
A.ボランティアを通して、共助の精神やコミュニケーションの大切さ、目配りや気配りの365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@性に気づきました。また、現場で被災者の方から差し入れをいただき、その方々の明るさや人柄に触れることができました。自分もそのような素敵な人でありたいと強く思うようになりました。
 
Q.災害時のボランティア活動では、どんな支援やサポートが最も365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@だと思いますか?
A.「共助」の精神が災害現場で365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@だと感じます。周囲と協力して、綿密なコミュニケーションを取ることが、円滑な支援に繋がります。また、災害ボランティアに対しては、交通費や宿泊費の全額補助や、災害ボランティア専用SNSを開設して情報発信を行うことで、若い世代の関心をひき、ボランティア人手不足の解消にも繋がると思います。

Q.東北福祉大学に入学したきっかけは?
A.人の役に立ちたいという思いから、もともとは救急救命士を目指して受験しました。しかし、大学で学んでいくうちに、他にも自分にできることがあるのではないかと視野が広がり、今では多方面での活動を考えるようになっています。

Q.大学生活の中で一番充実していると感じる瞬間はどんな時ですか?
A.友人たちと和気あいあいと会話しながら、一緒に学食でからあげ丼を食べている時です。

Q.大学で面白い授業は何ですか?
A.水本先生の「災害概論」です。地震や津波のメカニズムについて学ぶことができ、様々な自然災害に対する備えなどを学ぶことができました。実際に3Dメガネを使って断層を見つける講義が1番楽しかったです。実践的な学びが多く、非常に興味深かったです。
「365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@6年能登半島地震」義援金募金を仙台市社会福祉協議会に寄託した櫻井渓さん(右側)
Q.東北福祉大学に入学してよかったと思うことは?
A.挫折を経験しましたが、周りの友人やボランティア支援課の職員さんなど、支えてくれる仲間が沢山いて、心強く感じました。また、ボランティアをはじめとする様々な貴重な体験ができたことも、入学して良かったと思う事のひとつです。

Q.残りの学生生活でやりたいことは?
A.2025年は大阪万博が開催されるので、それに携わることができないかと現在模索中です。
また、誰もしたことのないようなチャレンジがしたいという思いもあり、具体的な内容はまだ考えていませんが、自分が主体となってイベントなどを企画してみたいです。

能登半島地震ボランティアの様子

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