2025/05/15 保健看護学科 広報部PR課

女子駅伝 村上果蓮さん(保健看護学科) 学生インタビュー

(※内容は2025年3月に取材したものです。)

東北福祉大学?村上果蓮さん(保健看護学科1年)インタビュー

Q.駅伝を始めたきっかけは何ですか。
A.小さい頃から陸上や駅伝に興味がありました。小学生の時に持久走で1位になり、その後陸上クラブに所属していたことがきっかけです。

Q.現在、大学で駅伝に取り組む中で、一番大変なことは何ですか。
A.文武両道です。
看護の勉強をしながら陸上をすることは、覚悟をしていましたが、やってみて本当に大変で難しいことだなと実感しています。逆に空き時間の使い方など段々と上手くなっていますね。

Q.大学での駅伝チームの雰囲気やチームメイトとの関係について教えてください。
A.仲が良く、目標に向かって全員が支え合い、高め合えるチームです。
学年や学科など関係なくコミュニケーションも取れていて、とても良いチーム状況だと思います。特に先輩から履修の方法など、いろんなことのアドバイスをしていただけるのは、ありがたかったです。

Q.毎日の練習スケジュールはどんな感じですか?特に意識しているトレーニングはありますか?
A.朝の練習はみんなで集まり練習を始め、午後の練習は全員が集まる日と、各自で練習する日があります。
特に意識していることは、日々のジョグ(ゆっくりとしたペースで走ること)です。テンポを上げたジョグと、疲労を抜くためのジョグなど、その日の状態や状況により工夫をして行っています。また、怪我をしない体作りのために補強も欠かさず行っています。
前列右から3人目(第41回全日本大学女子駅伝選手権大会5位入賞)
Q全日本大学女子駅伝選手権大会の目標や、個人な競技目標はありますか。
A.駅伝で今年は3位を目標に、大学での4年間で優勝をすることが目標です。その駅伝で優勝に貢献する選手になりたいです。

Q.どんな時にモチベーションが上がりますか?また、モチベーションが下がった時にどうやって立ち直りますか?
A.練習やレースで上手くいった時、家族が応援に来てくれる時はモチベーションが上がります。
モチベーションが下がった時は音楽を聴いたり、お出掛けをしたりして、リフレッシュをしています。
食べることが好きなので、美味しいごはんを食べることもリフレッシュの一つです。

Q.駅伝以外の面で大切にしている事や、学びたい事はありますか?
A.看護の勉強です。
走る事だけでなく、勉強もしっかりと行って、国家試験に合格し、患者さんを支えることができる、優しくて素敵な看護師になることが夢です。

Q.大きな大会やレース前の心構えはどんな感じですか?
A.大会後の楽しみを作り、大会を乗り越えています。
レース前日は糖質をしっかりと摂り、エネルギーをためてレースに備えています。

Q.レース中に感じるプレッシャーや緊張感に対して、どのように心を落ち着かせていますか。
A.アップの時に音楽を聴いたり、レース前にお母さんと連絡をしたりして、心を落ち着かせています。
前日の夜は、緊張して眠れなくなることが多いので、あまり考えないようにしています。
不安な時は「なんとかなる」と自分に言い聞かせて、コントロールしています。

Q.過去のレースで特に印象に残っている瞬間はありますか?また、その時の気持ちについて教えてください。
A.高校三年生の頃のインターハイです。夢の舞台で走れることの感動や喜びと、結果を出したいという緊張がありました。
スタートラインに立った時は、今までの努力が報われた気がして頑張って良かったと心から思いました。
また、今まで支えてくれた家族や周りの人への感謝の気持ちでいっぱいでした。
Q.東北福祉大学を選んだ理由を教えてください。
A.小学生のころからの夢である、看護師の夢を叶えることに近づくことと、一貫して続けてきた陸上を「がんばる」環境が整っているからです。

Q.保健看護学科の勉強で、工夫していることはありますか?
A.勉強する時間を工夫して作ることや自習室を利用して一回で集中して勉強することです。
どうしても長い時間を確保することが難しいので、効率よく勉強することを心がけています。その結果、集中力はかなりついてきましたね。

Q.将来の目標や進路について教えてください。
A.地元の栃木県に戻り、看護師として地元の医療を支えることが目標です。陸上を通して得た経験や学びを活かし、次は看護師として患者さんを笑顔にできるような、体力のある強い看護師を目指します。

Q.駅伝を通して、どんなことを学びましたか?
A.駅伝を通して学んだことは「チーム力」です。全員が「仲間を想う」ことが結果に繋がってくると思いました。
また、諦めないで努力をし、継続することも大切だと学びました。小さなことからコツコツと積み重ねていくことで、駅伝で結果を出せると思いました。

第42回全日本大学女子駅伝選手権大会で4区を走る(写真中央)
Q.駅伝に興味がある人に向けて、どんなメッセージを伝えたいですか?
A.駅伝は、周りの人に感動を与えることが出来るとても素敵なスポーツです。辛くても諦めないで頑張れば、必ず結果は付いてきます。今できることを行い、目標を叶えてほしいです。
また、看護師を目指している人は、勉強や実習はとても大変ですが看護師は人を支える、なくてはならない仕事で、やりがいのある仕事です。いつか絶対やって良かったと思える日が来ると信じて、一緒に看護師になる夢を叶えましょう。

Q.大学での4年間で、どんな成長を目指していますか?
A.辛いときこそ余裕をもって周りを見て行動できるようにしたいです。
競技力はもちろんのこと、人間性も高めていきたいですね。

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