VOL.07 JANUARY 2003

【学習サポート】

• [質問コーナー]
  はじめに／高齢者福祉論／福祉心理学／心理学概論／人間と宗教／情報処理 I ／福祉ボランティア活動／レポート用紙の使い方について
• [レポート] 心理学概論　レポート解答例
• [BOOK GUIDE] AERA Mookシリーズ

【現場から現場へ】

• [OB MESSAGE] 福祉行政の変化　宮田 英夫
• [関連施設紹介] 「もう一つのおうち」国見ケ丘せんだんの杜保育園　中里 仁

【科目修了試験のご案内】

• 科目修了試験の申込み
• 科目修了試験の会場
• 受験上の注意
• 科目修了試験時の学習相談会

【進級手続きのご案内】

• 正科生の進級手続き
• 科目等履修生の進級手続き
• 2年次編入学希望者の編入学手続き

【通信制大学院コーナー】

• [修士論文指導] 心理学における研究の進め方?論文の書き方（3）　木村 進
• 単位修得試験のお知らせ
• 修士論文構想提出要領

【お知らせ】

• 諸連絡
• 平成15年度春期スクーリング案内
• 平成15年度スクーリング計画案（中間報告）
• 来年度の科目修了試験の日程（予定）
• レポート添削の状況について
• 募集要項配布?入学説明会のご案内
• 11月科目修了試験結果について
• 冬期スクーリングが行われました
• 県別?地区別学生会について

【学習サポート】

[質問コーナー]　福祉心理学

担当　渡部　純夫 助教授

Q　1単位めの課題で，「社会福祉学」「心理学」「医学」「家政学」「介護福祉学」などと組み合わせて，とありますが，すべての学問との組み合わせを考察する必要があるのでしょうか。

A　「など」とありますとおり，すべての学問との組み合わせを考察する必要はありません。自分の考え方でどのような組み合わせをしていただいてもかまいません。自分なりに「福祉心理学とは何か」「何に役立つのか」「誰を対象にどういう方法で行うのか」「どういう理論があるのか」など，さまざまなことを考えていただくのが，このレポートの主目的です。自由にご自分なりの「福祉心理学」の姿を浮き彫りにしていってください。
　2単位めも，ご自身の関心のある領域を選んで，「福祉心理学的な実践とは何か」「現場で何ができるか」「その限界は」などを自由に考えてみてください。
　教科書や『With』5号「学習サポート」の拙文，また『With』1号「学習サポート」の木村進先生の解説，その他の図書を参考にしてください。今の日本の心理学で「これが福祉心理学だ」という確立された定義はありません。自分自身がこれからの「福祉心理学」をつくっていく気持ちでレポートをまとめてみてください。