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VOL.29 AUGUST 2005 【学習サポート】 【現場から現場へ】 【10月科目修了試験のご案内】 【秋期スクーリングI?II?IIIのご案内】 【10月生進級手続きのご案内】 【通信制大学院コーナー】 【お知らせ】
【卒業と資格?免許状取得のために】 【BOOK GUIDE】 【シリーズ?東北】 【ひろば】 |
【秋期スクーリングI?II?IIIのご案内】スクーリング講義概要●秋期スクーリングIスポーツ(バレーボール) 佐藤 伊知子 3日間の短期のスクーリングですので,バレーボールの基本技術を中心に実践します。実技の前には健康作りにも活用できる準備体操,ストレッチ運動も行います。 福祉法学 志田 民吉 指定テキスト(志田編著『法学(第2版)』建帛社)に従い講義を行います。第2版ではない『法学』(建帛社)でも履修は可能です。ただし,旧テキスト(『福祉法学』東北福祉大学)を所持している方は,原則として新しいテキストを購入したうえで受講してください。 法の基礎(日本国憲法を含む) 米谷 光正 社会は固定したものではなく,絶えず流動かつ変移し流転の様相を呈して動いている。法の世界に立ち入ると,一般の常識では正しく把握できない複雑な技術を含む規則が,社会の多様化?組織化のなかでますます増加している。すなわち,今日のような複雑に入り組んだ多様性のある社会生活においては,法学の対象となる法や法的現象も,また,おそろしく複雑になってきており,単なる常識的判断がかならずしも法と一致するとはかぎらない。そのような意味において,変動してやまない社会に付随して変動する法を生きた社会生活関係のなかでとらえ,現実性を持つ社会規範としての意義を十分知る必要がある。 障害者の生活では,その援助に医療,保健,福祉,教育などの分野が包括的にかかわってきます。スクーリングの前半では,そのような領域の中で福祉的援助が有機的に実働するために修得すべき知識や考え方を,障害者の理解と援助に関する内容を中心に解説します。これをもとに,後半では,障害者福祉を実践していく上で必要な知識や技法,ならびにその実際を解説します。 コミュニケーション英語 高橋 加寿子 スクーリングの授業では普段のレポートでは学習が行き届きにくい発音,リズム,イントネーションなどの英語の運用面を中心に学習します。つまり,読む,聞く,話す,書くの中の「話す」が中心となります。Charts&Illustrationsのp.39?46にでてくる発音の仕方を参照し,テキストの中の発音や聞き取りに注意すべき箇所を重点的に練習します。また,テキストの音読,ダイアローグのシャドーイングの練習(文字を見ずに聞こえたままに声に出していく練習),暗記,発表,学生同士の会話練習(レッスンの最後のQuick Exchanges)などを行い,これまで学習したものを実際に使えるようにしていく練習をします。さらに,テキストの巻末のWriting It Outは毎回宿題になります。授業の進行状態によっては,レポート学習ができていない部分にも進むことがありますが,少なくとも,スクーリング申込用紙期限(9/18)までにLesson 6まではレポートを提出してから授業に臨むようにしてください。テキストの他に辞書,これまで提出したレポートを含むノートを持参してください。 心理アセスメント(ビデオ) 渡部 純夫 (1) 正常と異常の判断は──私たちが正常と異常を区別するとき,どんな考えのもと判断を下しているのかを考えます。今まで皆さんは,なにを基準に判断してきたかを考えておいてください。 介護概論 後藤 美恵子 本講義では,社会福祉の基本理念を踏まえた上で,人としての尊厳を重視した生活支援のあり方についての理解を深めることを主眼におきます。授業は,講義形式と実技演習形式で構成されます。 家族心理学 西野 美佐子 家族心理学は,おもに臨床心理学的研究を基盤として1980年代に台頭した心理学でも最も新しい学問です。これまでの心理学がおおむね個人のこころを対象としていたのに対して,家族心理学は,夫婦,親子,同胞や祖父母との関係を含む錯綜とした家族関係を対象とするのが特徴で,その理論的構築にあたっては,システムズ?アプローチが必要となります。女性の社会進出,不況,少子化など社会経済文化的出来事と密接な関連をもって展開される家族関係の力動性を追及するのが,家族心理学の中心的課題です。 教育心理学 白井 秀明 各自の持つ「教育観」「発達観」を見つめ直していただきます。受け身的に話を聞くだけでなく,小学校のテストに答えたり工作したりと,頭や手をフル活動していただきます。お楽しみに! 講義内容は,次のように絞る予定です。 精神保健福祉論I 阿部 正孝 精神保健福祉論はIとIIとIIIに分かれており,この順に学ぶことが望ましい。精神障害は疾病と併存している障害であり,医療?保健?福祉にまたがる援助が必要である。日本では平成5年「障害者基本法」において初めて障害者として法的に位置づけられた。障害者福祉領域の新しい仲間であり,社会的入院者は約10万人ともいわれ,国は7万2千人を10年間で地域に戻す方針を立てている。 精神保健福祉論II 阿部 正孝 精神保健福祉論IIでは,現在の精神障害者が抱える課題を解決するために,医療?保健?福祉にまたがる援助の中で福祉サービスを中心にした援助活動全体を概観する。 障害児の心理 木村 進 冊子版『With 29』p.52をご覧ください。 社会保障論 阿部 裕二 社会保障は比較的新しい概念ですが,今ではすっかり定着し,われわれの生活になくてはならない基礎的な社会制度に発展しています。しかし,皆さんはこれまでじっくりと「社会保障とは何か」について考えたことがあるでしょうか? 精神科リハビリテーション学 八巻 幹夫 この科目の対象は「疾病と傷害を併存する」生活者であり,ゆえに,医療?保健?福祉に関する知識と理念及び技術が必要となります。スクーリングの講義内容は,障害概念,基本原則,生活の構造,生活支援,就労支援,障害者ケアマネジメント等がキーワードです。テキスト第1,3,6章及びレポート課題に示す参考文献に目を通してくると理解が深まるでしょう。当日は作成した資料を基に講義したいと思います。 |