With TOP > VOL.42 MARCH 2007 > 

VOL.42 MARCH 2007

【学習サポート】

【現場から現場へ】

【5月科目修了試験のご案内】

【春期スクーリングIII?V

【通信制大学院コーナー】

【4月新入生の方へ】

【お知らせ】

【卒業と資格?免許状取得のために】

【3月卒業者からのメッセージI

【ひろば】

【芹沢銈介美術工芸館】

特別展「新収蔵 芹沢銈介の型紙」展へのお誘い

型紙「壷屋風物文」
型紙「壷屋風物文」 1954年

 このたび,昨年3月16日に急逝された芹沢銈介当館前館長のご遺族から,芹沢銈介の型絵染作品の根幹をなす1万枚の型紙が寄贈されました。1945年以前の型紙は,戦災で仕事場とともに焼失してしまいましたが,寄贈された1万枚は,終戦後すぐから亡くなる前年の1983年までに制作されたものです。今回の展覧会はその中から百枚の型紙を選び,完成した型絵染の作品とともに公開するものです。
 モチーフをスケッチして模様が生まれ,それを下絵として型彫りに専念する。銈介にとって,型彫りは工程中最も集中力を味わう瞬間でした。芹沢作品の特徴に“色彩の美しさ”があげられますが,色彩のない型紙それ自体が美しく,作品の骨格をなしていることに気づきます。表面にはあらわれない,創造の根源にある型紙からは,刀を進める銈介の息づかいや制作工程の工夫が伝わってきます。

●会期
2007年3月18日(日)?7月16日(月) 会期中無休
●主な出品資料
芹沢銈介の型紙100点と,型絵染作品100点 計200点
●併設展示
「芹沢銈介のブックデザインと蔵書票」「仙台藩のやきもの 堤焼?切込焼」「明治?大正のガラス器」
●講演会
「芹沢銈介の型紙」講師 柚木沙弥郎氏(染色家)
5月26日(土)13:30? 美術工芸館5Fロビー
※電話にて予約受付 定員70名 (電話022-717-3318)
●型絵染講習会
講師 土手武彦氏 土手千鶴子氏(土手染色工房)
5月19日(土)10:00?16:00
※4/16より電話にて予約受付開始
定員25名(電話022-717-3318) 材料費2,000円
●学芸員によるギャラリートーク
4/28(土),6/9(土),7/7(土) 各13:30?
※自由参加
●ワークショップ
「合羽刷りのしおりを作ろう」11:00?15:00
4月より週3日開催
体験時間は15分程度
●芹沢銈介生誕祭(4/28?5/13)
学生による茶会,演奏会 ワークショップを毎日開催

 ホームページ http://www.tfu.ac.jp/kogeikan/

 本学学生は入館料無料です。学生証を受付に提示の上入館してください。
 ミュージアムショップもありますのでお土産などにどうぞご利用ください。

1つ前のページへこのページの先頭へ