地域防災について考え、防災意識を向上することを目的とした仙台市主催「第18回災害に強いコミュニティのための市民フォーラム」が3月19日に仙台国際センターにて開催されました。
本フォーラム内で、応急救命手当の技術を競い合う『救護の達人コンテスト』が新型コロナの影響で5年ぶりに併催され、本学救命ボランティアサークル「First aid student team(以下略、FAST)」が出場しました。

このコンテストは、災害時や緊急時に求められる応急救命手当の技術(心肺蘇生法、包帯法、防災知識の3点)を3人1組で競い合います。
FASTから1組、TKK3大学連携大学でもある神戸学院大学から1組、企業から１組の合計3組が出場し、見事にFASTが優勝し、12連覇することができました。
※本学優勝者【一條 空弥さん(医療経営管理学科3年)、一ノ渡 彩さん(医療経営管理学科2年)、中村 進之介さん(医療経営管理学科2年)】

優勝したFAST代表の中村さんは「先輩方から受け継いできた連覇の記録を途絶えることなく優勝出来たことは、日々の練習の成果を発揮出来たからだと思います。しかし、コンテストを通してまだまだ改善すべき部分もあると感じたので、その部分をメンバーと話し合い、今後の練習に活かしていき、日々の応急手当て普及活動に充実していきたいと思います。」と述べました。

また、本大会の事前練習と学生交流を目的に、本学ステーションキャンパスにて神戸学院大学学生と救命講習会を行い、交流を深めました。

なお、FASTは日頃から地域に出向いて、心肺蘇生法や包帯法などの救急処置について出前講座を行っています。
ご要望があれば生涯学習ボランティア支援課までご連絡ください。