2022/02/16 医療経営管理学科

【コラム】「医療情報技師資格取得をめざす」

医療経営管理学科 学科長 舩渡忠男 教授(医師)

PCを使った実習で、コマンドラインに苦戦する学生たち(※写真はコロナ禍前のものです。現在の実習内容とは異なります)
PCを使った実習で、コマンドラインに苦戦する学生たち(※写真はコロナ禍前のものです。現在の実習内容とは異なります)
 「医療情報技師」とは、病院(医療機関)における情報システムの開発?運営?保守を主な仕事をする、日本医療情報学会が認定試験により認定する資格です。試験に合格するためには、情報処理技術だけでなく医療分野?医療情報システムの知識が必要となります。

これからの医療は、カルテの電子化?オンラインによる遠隔診療?画像処理機器のネットワーク化など、これらを運用できる情報処理の知識と技術を身につけた人材が必要となってきます。それが「医療情報技師」です。

医療事務職をめざす学生は、「医療情報技師」資格を取得することにより、病院の情報システムに関わる仕事に携わることができるようになります。情報処理学を学びICT企業を目指す学生においては、4年間における医学?医療の学修が活かせる資格といえます。

資格試験に関する勉強は、卒業して仕事をしているとなかなか時間が取れません。学生時代は十分な時間がありますが、資格を取得するまでの学修が必要です。

東北福祉大学医療経営管理学科では、4年間医学?医療を学修できるカリキュラムを組んでおり、情報処理技術に関する各種資格に関する講義?実習にも力を入れています。「医療情報技師」は、これからの医療を進めていく期待される仕事です。

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