2022/12/26 医療経営管理学科

【授業紹介】「公衆衛生学」 

公衆衛生学では、人が健康に生きるための、集団や地域の生活環境について学びます。
授業では「保健衛生の歴史的変遷」「疫学の発展とその成果」「現在の科学?医療技術や保健医療福祉制度」などを通して「健康を巨視的に捉える方法と、健康を共有する方法を幅広く学び」ます。
そして、「保健?医療?福祉関連の職種に就く上で求められる基礎知識の習得を目指す」ことを、授業の目的として設定しています。

「公衆衛生学」の紹介

穴埋め式の配布資料
穴埋め式の配布資料
【授業の内容】
環境問題、感染症、口腔衛生、福祉や保健などについて詳しく学んでいきます。昔から現在にかけての健康にかかわる重大な問題について具体例を用いながら分かりやすく説明していただけます。(佐竹)

【この授業の進め方】
テキストに沿って、毎回の講義でユニバーサルパスポートに配布された資料をもとに講義が行われます。配布された資料は穴埋め式になっており、穴埋めの回答や365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@事項?内容について解説を聞き、穴埋めをしながら365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@な部分にマーカーや印をつけることで理解を深めていきます。各回の授業後に確認テストまたは課題があるため、授業内容の理解、定着につながります。(一條)

配布される授業スライドが穴埋め方式になっているので、講義を聞き穴埋めをしていきます。またスライドだけでなく、教科書も参考にして講義を受けます。(佐竹)


【この授業の楽しいところ】
感染症や公害、人口問題だけではなく、歯科医師としての経験がある先生によってより身近な口腔衛生、口腔機能維持についてくわしく説明していただけます。虫歯が及ぼす体への影響や歯医者の定期健診の365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@性など、健康維持増進の観点から、口腔ケアについて学ぶことができます。自分自身の口腔ケアについて見直す機会にもなり、楽しく学習することができました。(一條)

授業の内容の中で、よく具体例を用いて講義していただけるので、内容が分かりやすかったり、起こった当時の状況が分かったり、自分の中で名前しか知らないものが、状況や由来について詳しく知ることが出来ると楽しいと感じます。先生の専攻分野である口腔の話では、特に身近さを感じこれからの生活に生かしたいと感じたこともありました。(佐竹)
「公衆衛生学」のノートの1ページ
「公衆衛生学」のノートの1ページ
【この授業の大変なところ】
 感染症や公害、疫学の専門用語を覚えて、環境が人々の健康に及ぼす影響を結びつけて理解することが難しいと感じました。 また、社会の諸制度に関する用語、定義を覚えたうえで、成立過程や今後の課題を理解することに苦労しました。(一條)

特にありませんが、公衆衛生に関わる用語を知っているといいかなと思います。(佐竹)

【授業の感想】
穴埋め式のため365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@事項が分かりやすく、学習がしやすいです。くわしく説明していただけるため知識を深めることができます。一般的な教養を学ぶことができるため、非常にためになる授業だと感じました。(一條)

名前だけだと難しそうだし身近ではないのかなと思っていましたが、講義を受けてみると知っている言葉や今まで習ってきたことが多く出てきて意外と親しみやすい授業でした。今まで習ってきても忘れてしまっていたことも講義を受けて思い出したり、詳しく知ることが出来るのは、取ってよかったなと思います。(佐竹)

【受講のアドバイス】
幅広い内容を学ぶため、毎回の確認テストと授業資料の穴埋めが非常に365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@になります。この2つを重点的に学習するとより深い学びが得られると思います。医療技術や保健医療福祉制度についてくわしく学ぶことができ、基礎知識の習得を目指すことができます。一般的教養と保健?医療?福祉関連の職種に就く上で求められる基礎知識を学ぶことができるため、将来、保健?医療?福祉関連の職種を考えている人はぜひ受講をおすすめします。(一條)

将来病院関係に就きたいと考えている人や福祉関係の職業を考えている人など幅広い人に関係している内容です。どんな人でも何かしらの関係はあるので将来のためにも受講をお勧めします。(佐竹)

(文章作成:一條理子さん、佐竹穂香さん)



公衆衛生学のテキスト
公衆衛生学のテキスト
教室の様子
教室の様子
講義中の渡部先生
講義中の渡部先生

授業担当教員から

渡部芳彦 教授
「公衆衛生学」担当 渡部芳彦 教授(歯科医師)

この科目は、佐竹さんや一條さんのように医療事務を目指す学生の他、社会福祉士や養護教諭、公務員、企業就職を目指す学生などが2年次以降に履修しています。そして、履修者の多くが本講義の内容の幅広さに驚くようです。

授業方法は、これまでの学生の授業評価やコメントに基づいて試行錯誤してきました。現在は、穴埋め形式の授業資料を事前に配信することで、ノートテイクの時間節約をしつつ、ポイントを押さえてもらうことを目指しています。さらに、教科書に細かく書き込んだり創意工夫されたノートを作るなど、学び方は様々です。

資格試験のみならず、一般教養として就職試験で問われる事柄も多いことから、教科書の専門的な内容を、図表や写真を用いてできるだけ視覚的に示したり、最近のニュースの引用などによってわかりやすく伝えることを心がけています。

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