2019/09/18 情報福祉マネジメント学科

仙台育英高校情報科学コースとの第3回高大連携事業報告

5月にスタートした仙台育英高校情報科学コースと情報福祉マネジメント学科による高大連携事業の第3回授業「AI(人工知能)とは」が9月4日に行われました。

解説をする岩田講師
解説をする岩田講師
仙台育英学園高等学校の情報科学コースと、本学の情報福祉マネジメント学科による高大連携事業の3回目(全5回予定)が行われました。過去の様子は、<第1回目><第2回目>をご参照ください。

第3回目の訪問授業は、「AI(人工知能)とは」をテーマに岩田講師が担当しました。
授業では、岩田講師が行っている機械学習に関する研究の紹介から始まり、AIの現状について、そして現在に至るまでのAIの歴史について講義を行いました。

授業中の受講生の様子として、強化学習や敵対生成ネットの解説などにおいて専門的な言葉が出る中でも、頷きながら真剣に話を聞いている様子が印象的でした。

また、授業後には恒例となっているフリートークの時間を設け、質問などを受け付け、AIに関しての疑問だけにとどまらず、大学での学びなど様々な質問や意見交換の時間となりました。

次回は、VR(バーチャルリアリティ)を題材とした授業を実施します。
そして、授業だけでなく個々の学生とのフリートークでのディスカッションなども通して受講した生徒の皆さんに良い時間となるように連携事業を続けていく予定です。

【授業を担当した岩田講師のコメント】
近年、人工知能という単語をよく目にするようになりました。しかし、それが具体的にどのようなものかはイメージし難いのが現状ではないかと思います。
今回はそのような人工知能について、その歴史とフレーム問題などの基本問題についてお話しました。大変、熱心にお話を聞いていただき、沢山の質問をして頂けました。今回のお話を機に、少しでも人工知能分野に興味を持っていただき、勉強してみようという気になっていただければ嬉しいです。
このような機会を与えてくださり、ありがとうございました。

【受講した高校生のコメント(一部抜粋)】
AIの中でもいろいろな分野があるということが分かりました。特に画像生成では、コンピュータが本当に人が描いたように生成されていて、またそれを判断できるということがすごいなと思いました。最新のアルゴリズムでも、まだまだ人にしかできないこともあるので、これからの技術が楽しみです。

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