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総合福祉学部福祉心理学科

福祉心理学科 学科設立50周年

福祉心理学科の設立50周年イベントを開催

東北福祉大学総合福祉学部福祉心理学科は、1974年(昭和49年)4月、本学開学12年目に発足し、2024年4月に50周年を迎えました。

学科では、福祉心理学を「すべての人々の幸せ、ウェルビーイングをめざす心理学」と捉えています。1974年に学科が設立されたとき、「福祉心理学」という名称は日本の大学では用いられておらず、本学がさきがけとなりました。

2002年から大学院臨床心理学分野が東北初の(公財)日本臨床心理士資格認定協会による臨床心理士養成大学院第1種指定による教育をスタートしました。2018年から心理学の初の国家資格である公認心理師の育成をスタートしました。半世紀にわたり、心理学の理論と実践の融合をかかげて教育を行い、社会に有為な5000人を超える人材を送り出してまいりました。

福祉心理学科では、50周年を記念して10月19日にシンポジウムと交流会を行いました。

シンポジウム報告

2024年10月19日に国見キャンパス、けやきホールで開催されたシンポジウムでは、50年間にわたる福祉心理学科の歩みを振り返りつつ、現代の「ウェルビーイング」について深く考える場となりました。卒業生?修了生、学部生や高校生、地域の方など150名を超す参加者が集いました。

学科長の三谷聖也教授による開会挨拶から始まり、50周年記念シンボルマークの表彰式が行われました。その後、吉田綾乃教授が「福祉心理学科における心理実践の過去?現在?未来」と題した講演を行い、学科の発展と変遷について語りました。

続いて、各分野で活躍する卒業生が実践報告を行い、現場での経験を共有しました。司法領域は又地浩一郎さん、臨床領域は志田沙絵子さん、発達領域は越谷めぐみさんが登壇しました。本学副学長の大島巌教授よりコメントをいただきました。

これに続くパネルディスカッションでは、「Well-being時代の心理実践として、いま何をすべきか?」をテーマに、登壇者と参加者が意見交換を行いました。福祉心理学の学びの強みや、組織?地域のウェルビーイングに向けた取り組みなどについて、活発な議論が交わされました。渡部純夫教授による閉会挨拶の後、集合写真が撮影され、シンポジウムは盛況のうちに終了しました。 

所縁のあるみなさまからのメッセージ

卒業生、修了生のみなさん、所縁のあるみなさま、50周年に寄せてメッセージをいただけませんか?
よろしければ、以下からメッセージをお送りください。メッセージは本ページで随時、公開いたします。

50周年記念シンボルマークが決定!

50周年を記念して、情報福祉マネジメント学科の「グラフィックデザイン実習」を履修している学生と、福祉心理学科の学生にシンボルマークを作成していただきました。福祉心理学科の学生や教員によるオンライン投票で、情報福祉マネジメント学科4年生、三上洋人さんのデザインが選ばれました。 

三上さんは、『あなたの行動が繋がりを生む』というコンセプトでデザインを考案してくださいました。文字同士を絡ませ、繋がるように配置することで、人と人との繋がりや新しい出会いをイメージさせるとともに、見る人に行動してほしいという思いが込められています。親しみやすいポップな印象のデザインが、多くの学生から選ばれた決め手になったようです。

【2024.1.31 学科ニュースより】