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VOL.27 MAY 2005

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【春期スクーリングVI?夏期スクーリングIのご案内】

スクーリング講義概要

医学一般 川上 吉昭

 将来保健,福祉に携わる者(社会福祉士,介護福祉士,精神保健福祉士等)が,心得ておかねばならない「医学一般」について講義する。
 この講義は,医療職者としての専門の「医学一般」ではなく,やがて医療職者とチームを組んで高齢者や病人に接する場合,医学の基礎的な知識を理解しておくことが必要だからである。
 本講義は指定のテキスト『社会福祉士養成講座(13) 医学一般(第3版=第2版でも可)』(中央法規)を使用し,あらかじめ理解しておかねばならない項目等々は,その都度OHPによりスクリーンに表示し,その内容を理解する。したがって受講者は表示された項目等を筆記するか,テキストにアンダーラインをして,その内容を理解する。
 「医学一般」の内容は,「第1章 臨床医学の概観」から「第9章 医事法制の概要」まで280ページにわたり著述されているが,残念ながら全章について解説することは不可能である。したがって今回は第1章?第4章,第6章,第8章について解説する。
受講者は少なくともその部分についてテキストに目を通してくることが望ましい。


地域福祉論 柿沼 利弘

 21世紀における社会福祉の姿として,利用者主体の社会福祉の構築とともに,地域福祉の推進は社会福祉の基調となるものである。そのため,地域福祉の理解は社会福祉の政策や実践において365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@となる。
 地域福祉論の講義では,
(1) 地域福祉の歴史的展開を踏まえ,新しい地域福祉の展開を明らかにする。
(2) 地域ケアと地域自立支援のための方法を捉える
(3) 地域福祉の主体形成の方策を捉える
(4) 地域福祉計画に関する方法を捉える
という観点を中心にテキストや事例をもとに学習することとする。


社会福祉原論(職業指導を含む) (ビデオ?スクーリング)
田中 治和

 スクーリングでは,配布資料およびテキストを用いて以下の〈目的〉ならびに〈骨子〉で行います。
〈目的〉
社会福祉全般の概略的な理解を図る。
社会福祉の理念(目的論と一般論)を,歴史的社会的観点から考える。
社会福祉学の対象論および方法論について,吟味する。
〈骨子〉
日本の社会福祉史について─────全体の輪郭と肝要な細部
利他的行為について────────その特色と陥穽
社会福祉の目的と必然性について──社会福祉の存在理由
社会福祉の思想について──────人間観の創造と再生
社会福祉学方法論について─────人間理解の要諦
 教科書は,昨年度までの「第2版」で行いますが,今年度履修登録者で「第3版」所持者も問題なく受講できます。


障害者福祉論 阿部 正孝

 障害者の生活では,その援助に医療,保健,福祉,教育などの分野が包括的にかかわってきます。スクーリングの前半では,そのような領域の中で福祉的援助が有機的に実働するために修得すべき知識や考え方を,障害者の理解と援助に関する内容を中心に解説します。これをもとに,後半では,障害者福祉を実践していく上で必要な知識や技法,ならびにその実際を解説します。


高齢者福祉論 (ビデオ?スクーリング) 田中 治和

 下記の内容について講義する予定。
 (1) 高齢者問題の背景(高齢者人口の動向?家庭環境の変化)を中心としながら,高齢者福祉の成立要因を多角的に考えてみる。
 (2) 高齢者の経済状況,および余暇活動等の実施の把握をする。
 (3) 要介護高齢者(痴呆性高齢者?寝たきり高齢者等)の概念整理をする。
 (4) 高齢者福祉対策の基本方向を学習する。
 なお,本講義は『老人福祉のてびき 平成15年度版』によるものです。今年度履修登録者で『老人福祉のてびき 平成16年度版』を所持している方や『14年度版』を所持している方には『15年度版』を当日さしあげます。『16年度版』では資料が最新のデータになっていますが,講義内容の理解にはとくに影響がないものです。


障害児の指導法 阿部 芳久

 障害児に対する個別的な指導方法と集団を対象とした指導方法(一斉指導)について学習していきます。
I 個別的な指導方法
  (1)個別指導の手順,(2)指導目標の設定の視点,(3)指導プログラムの作成方法,(4)個別的な指導の留意点
II 一斉指導の方法
  (1)一斉指導におけるすぐれた授業の条件 (2)指導目標設定の視点 (3)指導計画作成の方法 (4)授業分析の方法 (5)ティームティーチングの効果的運用(6)学習グループの編成と授業の展開


文化財概論 梶原 洋

 我々を取り巻く環境として自然環境があるが,それと同時に歴史的環境の365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@性も今日徐々に認められてきた。その中心をなす「文化財」について,その内容,存在のかけがえのなさ,保護の歴史,今日の取り扱われ方,さらに現在と将来にわたる活用のあり方などについて学ぶ。


介護実習事前指導 後藤 美恵子

 本科目は「介護実習」を包括した位置づけにあります。介護実習は理論と実践,思考と体験とを有機的に総合化させ,福祉専門職としての実践活動の基盤を形成するものです。本講義では,介護実習を効果的に実践するために講義,実技演習形式での授業展開が構成されています。
<講義>
 (1) 介護実習の意義?目的の理解
 (2) 社会福祉施設における実習施設の理解
 (3) 対人援助専門職としての基礎知識,専門知識の理解
 (4) 実習目標の設定と実践計画?展開方法
 (5) 実践分析方法と記録作成方法
<実技演習>
 (1) 介護実践技術I
 (2) 介護実践技術II
 (3) 介護実践技術III
 
実技演習では,介護技術の実際を授業展開しますので,活動できる服装で来てください。また,「介護技術」に関する関連文献を読まれてスクーリングに臨まれれば,より理解が深まると思います。


社会福祉援助技術論III 松田 昭裕

 ソーシャルワーク(社会福祉援助技術)の一つであるグループワーク(集団援助技術)の意義や定義,ケースワーク(個別援助技術)?コミュニティワーク(地域援助技術)との関連,さらには,歴史的な発展について講義する。
 特に,援助者の援助行動の機能については,できうる限り事例(現場)を織り込みながら講義する。
 さらに,会場の広さなどの状況が許されるならば,事例をもとにした小グループ(4?6人)での討議も行い研修を深めていく。


社会福祉援助技術論IV 草間 吉夫

 地域において何らかの要因で課題や問題が起こったときに,さまざまな社会資源を活用しながら問題解決に導いてしていくのが,地域援助技術(コミュニティワーク)です。
 地域援助技術は,地域社会の福祉ニーズや福祉問題,福祉運営の課題に対応して,直接援助技術が展開しやすいように環境を整える働きをする技術であるため,地域の歴史や特性,環境の違いを念頭に入れて展開されるものといえます。
 スクーリングでは,社会福祉援助技術を把握した上で,地域援助技術の対象?主体?組織?方法など体系と理論および技術を学びます。
 また,地域における具体的な課題を抽出して,コミュニティワークを用いて課題解決策を探ります。
 
受講者は,地域における課題などを抽出すること,在住する地域のデータ及び情報などを収集し持参してグループ討議に臨んでください。


先史考古学 梶原 洋

 19世紀半ばに成立した先史考古学について,なぜ19世紀に先史考古学が生まれたのか,どのような学問的背景や時代背景があったのか,それがどのように人類の歴史以前を探る学問として発展したのか,さらに今日どのような研究が行われているのかについて,学史的に振り返り,人類が自らの過去をどのように研究してきたのか学ぶ。


社会保障論 (ビデオ?スクーリング) 阿部 裕二

 社会保障は比較的新しい概念ですが,今ではすっかり定着し,われわれの生活になくてはならない基礎的な社会制度に発展しています。しかし,皆さんはこれまでじっくりと「社会保障とは何か」について考えたことがあるでしょうか?
 本講義のテーマは「社会保障の考え方と仕組みを理解し,自分なりの『社会保障観』を構築しよう」です。わが国における社会保障は,少子?高齢化をはじめとするさまざまな環境の変化のなかで,構造的転換期を迎えています。その際,「私たちの生き方(価値観の転換)」も同時に問われています。そこで,講義ではこのような問題意識の下,社会保障の考え方や成立過程を考察しつつ,わが国の社会保障制度の現状と課題,そして少子高齢社会におけるあるべき生活保障システムを受講生の皆さんと共に考えていきたいと思います。
 なお,ビデオ?スクーリングのため,今年度の社会保障制度の変更が言及されていませんが,簡単な補足説明を行います。
※教科書をよく読んで出席してください。

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