2024/01/12 医療経営管理学科

医療経営管理学科2年生の「せんだんホスピタル」医療事務研修

検査室で検査技師の方と事務職の方から説明を受けている様子
検査室で検査技師の方と事務職の方から説明を受けている様子
医療経営管理学科では12月13日に、医療事務職を希望する2年生13名を対象に、本学の附属病院である「せんだんホスピタル」で医療事務研修を行いました。この医療事務研修は、3年次で行われる医療機関実習(診療情報管理士課程)の事前学習として、学生が実際に医療機関を訪問し、事務研修と施設見学を通して、病院の事務機能について理解を深めることを目的としています。

この研修は医療事務職に必要な知識やスキルを学ぶ機会となりました。前半は画像診断部、検査部、薬剤部などの各部署を見学し、技師や薬剤師の方から検査や治療の内容や医療事務との連携方法について説明を受けました。後半は会議室で事務部門の方々から講義を受け、事務長をはじめとするスタッフの皆様から医療事務の仕事のやりがいや難しさ、診療報酬制度やその改定への対応、患者さんや医師やその他の医療専門職とのコミュニケーション、事務職員として求められる資質や能力、働く上での心構えなど、事例を踏まえた具体的でわかりやすい言葉で伝えていただきました。また最後に、学生からのたくさんの質問にも応えていただきました。

この研修は、参加した学生たちにとって、医療事務職として働くイメージがより鮮明になる、よい機会となりました。

学生の感想

  • 実際に病院実習をして、それぞれの事務部門の役割や分担、医師たちとの連携の365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@性について学ぶことができました。事務職についての話でやりがいや大事なことを聞き、相手が求めていることを理解し、丁寧に一つ一つ対応することを心がけたいと思いました。(S.N)
  • 病院の窓口は病院の顔になり、接遇を学びながら仕事をしていかなければならないということを深く感じました。病院は様々な年齢の方、症状の方が来る場所なので、より気を付けていかなければならないと思いました。(S.H )
  • 普段見ることができない所や専門職の方の話を聞くことができ、とても勉強になりました。薬剤師の方の話を聞くことは今後もないと思うので、薬を直接見ながら説明を聞くことができてよかったです。最後に私たちが事前に考えた質問に答えてくださり、直接現場で働く人の声を聞くことができ、とてもためになりました。今回学んだことを来年の実習に活かしていきたいです。(S.Y )
  • 医療事務職は病院の経営のためだけにいるのではなく、様々な場所や人を仲介して仕事をしているという事が分かりました。また、話の中で「病院の統計を見て、分析する力が必要」とお話されていて、現在習ってる医療統計の授業が、より大切だと感じました。(T.K )
  • 事務員は患者さんの対応や窓口業務だけでなく、病院のスタッフとも関わったり、スタッフとスタッフをつないだりする役割をしていることが分かった。医療事務がすき間を埋める働きをするというお話を聞いて、自分が事務員として働いたとき、どんなことを聞かれたり頼まれても対応できるような知識や能力、コミュニケーション力を持って働きたいと思った。(T.S)
MRI装置の管理などについて説明を受けている様子
MRI装置の管理などについて説明を受けている様子
見学させていただいたMRI
見学させていただいたMRI
会議室での研修の様子
会議室での研修の様子

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