2024/05/30 医療経営管理学科

救急救命士課程の学生が実習の成果を発表する「実習報告会」を開催

医療経営管理学科?救急救命士課程では、3年次に東北各県の救急病院や仙台市内の消防署で臨地実習を行います。各実習を通して、これまでの講義等で学んできた知識や技術を、より実践的なものとして習得できるよう取り組んでいきます。

実習を終了した学生による実習報告会を開催

5月14日、15日の2日間にわたって実習報告会が開催され、昨年度に実習を終えた 27 名が成果を発表しました。 各学生からは、救急出動時の傷病者への関わり方や、救急搬送されてきた患者が診断を受けるまでのプロセスの振り返り、講義で学んできた知識との統合などが発表されました。実習では救急救命士や医師、看護師などの様々な専門職の仕事を間近で見る機会にもなり、今後の進路や目標を新たにする機会ともなりました。

これから実習に臨む 1?3年生も参加しての活発な質疑応答

発表会には今後実習に臨む予定の 1?3年生も参加しました。発表終了後の質疑応答では、技術を傷病者や患者に提供する上で必要な準備や、病気の理解を深めていくための意見交換など、様々な視点で活発に議論が交わされました
発表
発表時の学生
座長など、会の運営も学生が担当しました
座長など、会の運営も学生が担当しました

参加した学生の声

発表を終えた4年生からは

「自分たちはコロナの影響で実習ができるか不確かで、こういった会はできない状況だった。後輩には実習で学びを深めてもらえるように自分の経験を伝えられたらと思って臨んだ」
「他の病院ではどのような実習が行われているのかがわかって勉強になった」

といった感想が聞かれました。また、座長などの役割を経験 したことで、「スムーズに運営する難しさや準備の?切さなどを学んだ」と話す学生も見られました。

今後実習に臨む3年生は、

「病院での実習はなんとなく怖いのではないかと、ぼんやり としたイメージがありました。でも、先輩方の話から実習指導者の方が親切に指導してくれたことがわかって安心しました」
「どんな準備をして実習に臨めばいいのかがわか ってとても参考になりました」

と話す学生もみられ、会を通して具体的に実習のイメー ジができたようです。1、2年生からは発表した 4年生に対して「とても堂々とした姿で発表しているのをみて、自分もこのようになりたい」などの感想がありました。
活発な意見交換が行われた
活発な意見交換が行われた
質問をする学生
質問をする学生

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