2021/12/16 医療経営管理学科
【学生によるゼミ紹介】水本匡起ゼミ
学生によるゼミ紹介レポート。
今回は水本匡起ゼミを紹介します。ゼミのキーワードは、防災、地形、ハザードマップ、自然災害、地域、郷土史、民俗です。
1.【なぜ、いま、防災なのか?】
~医療施設は避難確保計画の作成や避難訓練の実施が「義務化」~
医療経営管理学科では、新たな医療サービスなどの企画や病院経営を担い、地域医療の中核となる人材育成を念頭に置いた教育?研究を行っています。近年の法改正により、ハザードマップの災害危険性エリアにある「要配慮者利用施設」は、それぞれの自然災害リスクに応じた避難確保計画の作成や避難訓練の実施が義務化されました。要配慮者利用施設とは、医療施設、社会福祉施設、学校、幼稚園?保育園など、防災上の配慮を要する人たちが利用する施設です。近年は、毎年例外なく各地で自然災害が頻発しており、要配慮者利用施設も大きな被害を受けているのが現状です。したがって、医療施設をはじめとする要配慮者利用施設の安心?安全な施設環境を維持?創造できるという点で、「防災」に関する知識や技術を持ち合わせている人材は、今後社会で益々365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@視されるようになります。
このような背景を受けて、医療経営管理学科の水本ゼミでは、実践的な防災に関する知識や技術を身に付け、地域社会の特性を理解することで、地域に寄り添った医療?福祉?教育の分野をリードできる新しい価値観を持った人材を育成しています。
防災は、統一的な理論で全てを解決できる学問ではありません。地域によって、対応すべき自然災害の種類は異なります。また、洪水、土砂崩れ、地震、火山災害など、自然災害の多くは地形に関わる災害です。よって、「地形」を軸とした地域の自然環境を理解して初めて、より効果的に自然災害から命を守ることができるのです。
防災は、統一的な理論で全てを解決できる学問ではありません。地域によって、対応すべき自然災害の種類は異なります。また、洪水、土砂崩れ、地震、火山災害など、自然災害の多くは地形に関わる災害です。よって、「地形」を軸とした地域の自然環境を理解して初めて、より効果的に自然災害から命を守ることができるのです。
一方、「地域」とは、その地域特有の自然環境と共存する人間社会の集合体です。それぞれ異なる自然環境の中で独自に築かれてきた地域の民俗や文化には、現代社会が「自然災害」と呼ぶ「自然の営み」を上手く利用し、自然と共存してきた痕跡が残されています。すなわち、「自然災害を違和感なく日常に取り入れ、命を守りつないできた生活知」が、地域の民俗や文化として備わっています。水本ゼミでは、こうした地域の民俗や文化を「防災」の観点から見直すことで、「過去」や「農山村」の中に「未来に向けた新たな価値」を創造していくことを目標に掲げています。そして、多様性を理解し、地域医療に貢献できる「真の優しさ」を持った人材を育んでいます。
以上のことから、医療経営管理学科の水本ゼミでは、地域の地形環境や民俗?災害文化に着目し、フィールドワークを通した「新しい地域防災分野の創造」に、先生と学生が一体となって真摯に取り組んでいます。
以上のことから、医療経営管理学科の水本ゼミでは、地域の地形環境や民俗?災害文化に着目し、フィールドワークを通した「新しい地域防災分野の創造」に、先生と学生が一体となって真摯に取り組んでいます。
2.【ゼミの活動内容】
2年生のゼミでは、地形発達の基礎を中心に学びます。空中写真用いて様々な地形を判読することによって、地形環境や自然災害のリスクを理解できるようにします。また、実際に野外調査を行い、地形や地質の観察を行います。調査結果をまとめて、皆の前で発表することにより、プレゼンテーション力も養います。「この作業は何のためにやっているのか?」という目標を常に念頭に置きつつ、地道な努力と忍耐力が必須となります。
3年生のゼミでは、地形に関する知識をより充実させつつ、適切なハザードマップの在り方について考えていきます。同時に、郷土史などに基づいて地域の民俗や文化を防災の観点から紐解いていきます。休みの日を使い、出来る限り野外に出て、フィールドワークを行うことになります。そして、「真の地域防災とは何か」についての考察を深めていきます。防災に関する文献講読も行い、論理的思考力も同時に養っていきます。
4年生のゼミでは、「本物の防災実践」として、今まで培ってきた知識や技術を地域の人たちに還元していきます。地域のハザードマップ作りに参画したり、地域の地形調査結果をプレゼンテーションしたりと、実践を通して「新しい地域防災」を積極的に創造していきます。企画力、コミュケーション能力、プレゼンテーション能力など、社会人になって必要なあらゆる力が蓄えられます。
3年生のゼミでは、地形に関する知識をより充実させつつ、適切なハザードマップの在り方について考えていきます。同時に、郷土史などに基づいて地域の民俗や文化を防災の観点から紐解いていきます。休みの日を使い、出来る限り野外に出て、フィールドワークを行うことになります。そして、「真の地域防災とは何か」についての考察を深めていきます。防災に関する文献講読も行い、論理的思考力も同時に養っていきます。
4年生のゼミでは、「本物の防災実践」として、今まで培ってきた知識や技術を地域の人たちに還元していきます。地域のハザードマップ作りに参画したり、地域の地形調査結果をプレゼンテーションしたりと、実践を通して「新しい地域防災」を積極的に創造していきます。企画力、コミュケーション能力、プレゼンテーション能力など、社会人になって必要なあらゆる力が蓄えられます。
3.【水本先生ってどんな人?】
皆でワイワイおしゃべりしたりお食事したりすることが大好きな、楽しいB型。正義感が強く真面目。情け深い。人を幸せにするために生きています。卒業した後も、水本先生を慕って会いに来てくれる教え子がたくさんいます。年間20回以上、防災に関する講義や講演を外部から依頼される人気の先生です。キライなものは、ネクタイ、渋滞、プリン体。そして、思いやりのない人、意地悪な人、理不尽な人(組織)は、本当に大キライです(笑)
趣味は、里山の写真を撮ること。山登り、無線。カフェ巡り。海外旅行(主に東南アジア)。学生と楽しくおしゃべり。美味しい日本酒を飲むこと。よく聴く音楽は、ボサノバ、スムースジャズ、カフェミュージックなど。そう言えばカラオケも行きたい!昔やっていたスポーツは、陸上(短距離、幅跳び)、硬式テニス、空手。体育の成績は常に最高点(全て過去の事です???)。
趣味は、里山の写真を撮ること。山登り、無線。カフェ巡り。海外旅行(主に東南アジア)。学生と楽しくおしゃべり。美味しい日本酒を飲むこと。よく聴く音楽は、ボサノバ、スムースジャズ、カフェミュージックなど。そう言えばカラオケも行きたい!昔やっていたスポーツは、陸上(短距離、幅跳び)、硬式テニス、空手。体育の成績は常に最高点(全て過去の事です???)。
4.【ゼミ その他の活動】
野外調査は必須です。最初は大学の周辺の地形を調べることから始め、仙台の町を歩き、休みの日を利用して徐々に県外にまで足を延ばしていきます。こうして、たくさんの地形を見て、地域の人たちや文化にも触れ、地域防災に資する知識と技術を身に付けていきます。
春の歓迎会、夏のBBQ、秋の芋煮会、ボーリング大会、まったり焚火会、時々誕生日会、そして年度終了の打ち上げ会など、教室を出てゼミ生同士で集まる機会がたくさんあるゼミです。春休み中には「ゼミ旅行」も企画しています。もしかして海外(東南アジア)にも行くかもしれません。
ゼミ終了後の「楽しくおしゃべりしながらの食事会」などは頻繁にあります。なぜならば、実はこうした気軽なおしゃべりの中から、新しいアイディアが生まれるためです。もちろん教室を離れて楽しい時間を過ごすことは、互いの信頼関係も培われるため、皆で協力して推進する研究目標がより明確になります。このように水本ゼミでは、ゼミ生同士のコミュニケーションや繋がりをとても大切にしています。
やるときは真剣に取り組む。決してあきらめず、最後までやり遂げる努力は惜しまない。そして楽しむときは徹底的に楽しむ。お互いを尊重し合い、助け合い、皆で仲良く過ごす。充実した大学生活を送ることができ、やりがいを感じることのできるとても楽しいゼミです。
春の歓迎会、夏のBBQ、秋の芋煮会、ボーリング大会、まったり焚火会、時々誕生日会、そして年度終了の打ち上げ会など、教室を出てゼミ生同士で集まる機会がたくさんあるゼミです。春休み中には「ゼミ旅行」も企画しています。もしかして海外(東南アジア)にも行くかもしれません。
ゼミ終了後の「楽しくおしゃべりしながらの食事会」などは頻繁にあります。なぜならば、実はこうした気軽なおしゃべりの中から、新しいアイディアが生まれるためです。もちろん教室を離れて楽しい時間を過ごすことは、互いの信頼関係も培われるため、皆で協力して推進する研究目標がより明確になります。このように水本ゼミでは、ゼミ生同士のコミュニケーションや繋がりをとても大切にしています。
やるときは真剣に取り組む。決してあきらめず、最後までやり遂げる努力は惜しまない。そして楽しむときは徹底的に楽しむ。お互いを尊重し合い、助け合い、皆で仲良く過ごす。充実した大学生活を送ることができ、やりがいを感じることのできるとても楽しいゼミです。