「誰でも思いつく防災は既に飽きられている。私たちにしかできない【新しい防災】を提供するのが、知の探究の場である大学の使命」という信念を持って、これまで活動を行ってきました。

そして、今までの研究成果をまとめ、3月4日に仙台国際センターで行われた「仙台防災未来フォーラム2023」にて、医療経営管理学科の水本匡起ゼミとチーム防災士の学生がポスター発表を行いました。来場者は約3,900人で全国規模の大きな大会となりました。

今回は、地域に潜在する自然災害リスクを明らかにするために、本学周辺の国見地域で行ってきた調査研究成果を発表しました。得意のフィールドワークはもちろんのこと、学生が企画?運営した「親子の防災まち歩き」の成果も発表し、「新しい地域防災のあり方」についても議論することができました。

 3人の3交代制で説明を行いましたが、ピーク時にはポスターの前が黒山の人だかりで説明が追い付かないほど大人気の発表でした。テレビ局の取材も受けました。発表は全て学生が行い、来場者の方々から学生に対して以下のような感想（抜粋）を多数いただくことができました。

• 「ハザードマップに載っていない災害リスクが地形でわかるって、素晴らしい研究成果」
• 「日常を疑うことから学問が生まれて、それを研究するのが大学。この活動はそれができていて素晴らしい」
• 「３Dの地形写真がすごく分かりやすい」
• 「東北福祉大学は、すごく先進的な防災研究をしているんですね」
• 「こうして地域に寄り添った活動をしているのは、さすが東北福祉大」
• 「地域の地形を知ることが防災に繋がるのは、新しい観点」
• 「この活動で、1人でも多くの命が助かると思います」
• 「親子とまち歩きをして地形を知り、防災に関心を持って貰える取り組みは素晴らしい」
• 「私たちも、地域の地形を知る防災まち歩きに参加したい」
• 「自分の地域でも、ぜひ活動をお願いしたい」