2024/09/30 社会福祉学科

芳賀恭司准教授ゼミ、地域と連携した「街づくり」をテーマに学びと実践

社会福祉学科の芳賀恭司准教授のリエゾンゼミⅢでは、夏休み恒例の、仙台市鶴ケ谷地域の「畑プロジェクト」との協働畑作業を終えました。猛暑の間隙を縫って3グループが元気に活動しました。

社会福祉学科の芳賀恭司准教授のゼミでは、「福祉を通じた街づくり」をテーマに、人口減少や一人暮らし世帯の増加、地域コミュニティの希薄化といった現代社会が直面する課題に対して、学生たちが地域社会とどのように関わり、支え合うことができるかを学んでいます。ゼミでは、地域コミュニティの活性化や、居場所づくりが健康維持や生きがいにどのように寄与するかを理論と実践を通して探求しています。

今年度もその一環として7月25日、29日、8月28日の3日間、仙台市鶴ケ谷地域をフィールドに、地域の高齢者の方々が参加する畑作りサークルに学生たちが参加しました。地域の方々との交流を通じて、単なる作業にとどまらず、世代を超えたコミュニケーションや地域の繋がりの大切さを実感する貴重な機会となりました。

また今年度の後半は、地域との連携を深める取り組みとして、毎年恒例の「芋煮会」に向けての芋掘りへの参加や、来年1月には、鶴ケ谷地域の畑プロジェクトの皆さんを大学に招き、この一年間の共同作業を振り返り、学びや成果を共有する報告会を開催する予定です。

この活動を通して、学生たちは、単に知識を学ぶだけでなく、地域の人々と共に課題解決に取り組むことで、社会の一員としての役割を自覚し、将来、福祉や、それ以外の様々な人と関わる分野で活躍するための貴重な経験を積んでいます。
プロジェクトメンバーの皆さんと
プロジェクトメンバーの皆さんと
プロジェクトのメンバーの皆さんとともに農作業している様子
プロジェクトのメンバーの皆さんとともに農作業している様子