音楽堂「けやきホール」

けやきホールについて

心のアンテナの感度を上げる 「本物」との触れ合い

社会福祉学は、「ひと」と真正面から向き合う学問です。ですから、向き合った相手に言葉だけではない豊かな心をもった存在として認めてもらえるかどうかが大切なのです。

94年に完成した東北福祉大学音楽堂「けやきホール」の取り組みは、多くの学生に情操と教養、感性を身につけてもらいたいという本学の教育理念のもとに行われています。

福祉のフィールドでは頭で考えるだけでは解決しないことがたくさんあります。相手の気持ちを思いやることのできる豊かな心とその場の状況を判断したり、先を見通すために必要な力はさまざまな教養の蓄積によって育まれます。音楽が与えてくれる感動は、眠っていた感性を呼び覚まし、それが新たな創造力や活力、思いやりの心を育む源となるのです。

このような環境で学び、感動し、感性を磨くことは、学生生活ではもちろん、社会に出て福祉の現場に立った時に、目に見えない力となることでしょう。福祉のニーズが多様化し、感性の回復が求められているいまだからこそ、このホールに寄せられる期待はますます高まっているのです。 

最もシビアな観客、演奏者も満足する丘の上のコンサートホール

けやき並木をモチーフにしたホール内部は、音全体が客席にだけでなく、ステージ場にいながら正確に耳に届くように設計されており、よりよい演出を助けます。

客席はゆったりとした739席。

また、ホール内だけではなく、大小2つ設けられたリハーサル室をはじめ、楽屋や通路の空調をステージと同温度に保つなど、演奏者がステージ上で最高のパフォーマンスをするための細やかな心配りが行き届いています。 

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