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VOL.22 SEPTEMBER 2004

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投稿

●実習生を迎えて

 実は今日,私の働く児童館で実習生さんが実習最終日を迎えました。
 そして反省会が行われ,普段勤務の事情で出られなかった私も自分自身への反省にもなるしと思い,図々しくも参加してきました。
 私自身も他の先生に改まって仕事に対しての気持ちを聞く機会もなかった分今回の反省会を通してその人の仕事観などが聞け大変勉強になったし,児童福祉施設での実習ということなので,これから社会福祉士などで実習に行かれる方の参考になればいいと思い,お便りしてみました。

 反省会のなかで職員の意見として特に出たのは,
 1)日誌をしっかり書いてほしい。
 その日にあったことだけでなく,その時自分はどう行動してみたか,その結果どうだったか,どう考えてみたか,など自分の気持ち?感情も書いてほしい。
 日誌の間違えや指摘されたことはしっかり直す。
 2)1日1日どう実習を迎えるか勉強してきた中での自分の考えや目標を持ってほしい。
 実習は勉強。自分が何を勉強したいのかはっきりする。
 3)どんどん職員?利用者に積極的に声をかけてきてほしい。動いてほしい。
 わからないことなどは指導を受ける身なのだから職員に積極的に聞く。わからないままだと任されたときなどいざというときに結局仕事においていかれてしまう。
 勉強したことを生かす場であるのだから,できる範囲でいろいろ挑戦してみる。
 4)周りを広く見ること。
 実習生とはいえ,利用者から見れば,職員。利用している人の安全も時には見なければならない。
 いまいる場所に没頭するあまり近くで利用者の身体の変調や怪我?事故に気づかないなんてことないように周りを広く見ることも実習のひとつ。

 そして,館長からの,
 「職員から出た厳しい意見は,ほとんどがその職員の経験から来るものであり,きっと今ではわからないことの方が多いと思う。大事なことは反省で言われた事が,いつか職員として働いたときに,あの時言っていたことはこういうことなんだなと思い出せる力を作っていってほしい」
という言葉をもって反省会は終わりました。

 館長が言う「思い出せる力」とは……皆さんはどう考えますか?

 私は「日々の勉強」そして「学んだことを素直に受け入れる姿勢」かなって思うんです。
 私自身も保育の短大出身で,保育所,幼稚園,児童福祉施設というように実習を経験しています。そして仕事も保育園と児童館を経験して合計約4年。厳しいことを言われ時には泣いたことだってあります。
 でも,最近ほんの少し気持ちに余裕が持てるようになり,いまやっとですが実習や仕事の中でいわれたことが理解しつつあります。
 それは自分自身のなかに,相手を見て,相手に聞いて,相手から言われて学んだことを受け入れようという気持ちが出てきたからかなと思います。
 そして,その原点は,学生会やスクーリングなどを通してたくさんの人と出会うことや,レポートを出してかかれた評価を元に不可であればレポートを書き直したり,合格していたら他の科目や単位にその評価をどう生かすかを考えたりすること……つまり福祉大の勉強もそのひとつだったりします。

 ぜひ今の勉強を大切にしていきお互いがんばりましょう。
 そして私は都合で実習を受ける予定はないのですが,実習を受けている皆さん,またはこれから受けられる皆さん頑張ってください。

(福祉心理学科 Y.N.)


●ノートテイクの御礼

 聴覚にハンディのある者です。私を含め聴覚にハンディのある4名の夏期スクーリング受講が,皆様のお陰を持ちまして無事終了致しました。8科目,計84コマ全てにノートテイクがつけられました。本来ならば,ノートテイクをして下さった方1人1人にお礼を申し上げたいところですが,この紙上において済ませることをお許し下さい。急な募集やお願いにも関わらずご協力が頂けまして,あらためてお礼を申し上げます。誠にありがとうございました。
 今後も引き続き,わたしたちや支援を必要としているひとたちに温かいご支援やご協力が頂けますようよろしくお願い申し上げます。また,今後のためにも,ノートテイクをして下さった皆様のご感想や改善点や提案がございましたら,私や通信教育部までに教えて頂けると幸いです。よろしくお願い致します。

(社会福祉学科 H.T.)


●キャンパスマナーについて

 サザエさんの小言を聞いて下さい。
 私,今年4月より女子大生となりました。宮城に住んでいますので,仕事が休みの日は聴講させていただいています。自分の娘や息子と同年代の,通学の学生さんたちと一緒に講義を受けさせていただけること,また,そのような日々を過ごせる平和な日本に感謝しながら……。
 その聴講の度に感じることがあるのですが,教室の中にゴミ箱が備えてあるにもかかわらず,教室の後方にはゴミが散らばっており,また机の上には消しゴムのカスが……,私語が多い……など,サザエさんは,かなり気が重くなってしまいます。「やっぱり小さい時からの躾が大切だ!」……と。
 また,今回,初めてのスクーリングを体験しました。いろいろな年代の方々とお話しする機会があり,これからの自宅学習の励みにもなりました。……が,私のスクーリング最終日の朝と夕方の2回,“人生のま坂(まさか!)”にであってしまったのです。トイレの汚物入れに,なんと,ペットボトルを差し込んで捨ててあったのです! 唖然としてしまった私の頭の上には?が4つも5つもくっついて離れず,「なんで,こうなるの?!?!」でした。朝から,汗を流して清掃して下さっている方々の姿が脳裏を過ったのですが,何もできなかった自分の反省も含めて,「福祉」を学んでいる私たち,個人個人を,もっと客観的に見つめてみようではありませんか。市区町村によって,ゴミの分別は違うようですが,仙台は分別が細かいようです。
 今,スクーリングを通して,「自分のことは知っている」と思っていたのに,まだ気付いていない「自分」を発見できました。
 最後に,朝早くから夜遅くまで,いろいろとお心遣いをいただきました,青柳課長さんはじめ,職員の皆様,ありがとうございました。

(宮城のサザエさんより)


●初めてのスクーリングを終えて

 私は福祉心理学科の3年に今年編入しました看護師です。看護師歴25年。最後は児童福祉施設の看護師をしていました。いろいろな思いがあり大学に編入し,いつかは知的障害者通所授産施設を開設予定です。
 いつかはと書きましたが,まず,神奈川県で任意団体フリースペース愛ぴーぷるとしてオープンします。小さい子からお年寄まで,その人それぞれの過ごしたい時間のサポートをしたいと考えています。
 とても楽しい11泊12日2004年8月16?27日のスクーリングでした。ありがとうございました。

(福祉心理学科 Y.O.)


※5月の「生涯発達心理学」スクーリングについては,前号?前々号に引き続き,賛否両論さまざまなご投稿をいただきました。ありがとうございました。誌面の都合で掲載できませんでしたが,いただいたご意見は教員に伝達し,今後の講義をよりよくするために活用させていただきます。

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