中村 修ゼミ(発達心理学 / 健康心理学)

ゼミの方針

中村ゼミの内容は「どんなことに興味をもつ人たちが集まってゼミメンバーを形成するか」に大きく左右されたものになっています。ゼミメンバーそれぞれが知りたいと思うことを持ち寄り、話し合って1つのテーマにまとめ上げ、文献を調べたりデータを取ったりすることを通して理解を深めていこうとしています。

大まかな傾向としては、教員の専門である「発達心理学、健康心理学」領域ということを大枠に掲げていることもあって、「ゼミメンバー自身の発達期である青年期」が対象として選ばれ(発達心理学的視点)、その青年期での「心身の健康問題」に関心の方向が向く(健康心理学的視点)ことが比較的多いです。さらにそこから生活習慣?睡眠リズムといった心身両面の問題であったり、自己愛?自尊心といった心理的な問題であったりと、その時のメンバーに応じて具体的に問題が絞り込まれていきます。

ゼミで大切にしているのは、論文や資料、データをきちんと読むことです。読んで理解するなんて簡単なことだと思うかもしれません、でも実は「わかったふり」をしていたり、自分なりにわかったと思い込んでいるけれど実はずれていたりすることもあるでしょう。それらを防いで正しく理解するためにも、自分が理解したことを他のメンバーにわかってもらえるように伝えて、また他のメンバーはそれをどう受け止めて理解したかをさらに伝え返す「やり取り」を大切にしています。学生同士だけでなく学生と教員の間でもお互いに刺激しあいつつ、ほのぼのと進めています。

ゼミ生の声

2年生

『中村ゼミのいい所』
?心理学について広範的に学ぶ事ができ、自分の好きな分野について自由に研鑽を積めるのがこのゼミの特徴
?1人または少人数で、興味のある論文にじっくり向き合うことができるところ
?各々が興味のある分野の論文を読み、それを共有することで自分が知りたい分野だけではなく、様々な方面への見識を広げられること
?論文を読んでいるとどうしても理解しにくい部分があるため、そこを取り上げて先生と生徒が一緒に考えることができるところ
?論文の読解をする際に、理解する力だけではなくて、365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@な部分をまとめる力やその内容に関して自分なりに考える力も備わる。
?自分の興味のあるテーマに絞って学ぶことができ、みんなの意見や先生からの解説により、知識の幅と視野が広がる。
?自分の考えを相手に分かりやすく伝えること、相手の意見を聞き更に考えを深めること等、いつどの場面においても大切なことを自分たちのペースで身につけられる。
?自分の担当した論文を発表し、意見を貰うことで自分だけでは気づけない視点を得られること

『中村ゼミはどんな人に向いている?』
?人間が一生を通して変わっていく発達心理学に興味がある人
?まだ自分の進路や興味のある心理学の分野が定まっていない人
?ゼミをサボらない人(笑)
 

3年生

『中村ゼミの良いところ、入ってよかったと思うところ』
?アットホームな雰囲気で、自分の意見や考えを発言しやすい
?活動を進めていく中で、自分がどのようなことに興味があるのか知っていくことができる
?自分の興味に沿って学べるからすごく楽しいし、将来役に立つ知識も同時に学べるゼミです
?学生と先生の距離も近くほのぼのと活動できます
?メンバー全員の意見が尊重されるところ。意見がぶつかった時、誰かの意見が蔑ろにされるのではなく、それぞれが自分の意見を主張し、それを受けて、「全員が納得することができる答え」を見つけていくのはとても充実した学びが得られます。

『中村ゼミはどんな人に向いているか』
?発達心理学や健康心理学に興味がある人だけでなく、どの領域を学ぶか決めかねている人
?少人数での活動が好きな人
?グループで同じ課題を考えて話し合うのが好きな人
 

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