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VOL.23 NOVEMBER 2004

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レポート?論文の書き方入門(第3版) 慶應義塾大学出版会

 レポートは,感想文やエッセイと違う書き方が必要です。入学時に皆さんに配布した『自立学習の手引き』p.68?71で,悪いレポートが陥りやすい症状があげられています。
 ここで紹介する『レポート?論文の書き方入門(改訂版)』でも,大学でレポートを書く際の留意点がくわしく述べられています。とくに,本書では,教科書に書いてあることを無批判に正しいと信じてはいけない,という立場にたって,テキストの読み方から書かれています。
 テキストを読む際には,まず著者の「現実の捉え方」「ものの見方」を理解します。そのうえで,(1)本当にうまく事態が理解できるのか,(2)見落としてしまうものはないのか,(3)別の問題には対処できるのか,などの点から,著者の主張が「本当にそうなのか」自分で再検討していくことが大切,と述べられています(p.16)。その過程で調べたこと,考えたことをまとめていけば,非常によいレポートになることはまちがいありません(結果は,著者に賛同でも,一部反論でもいいのです)。このように自分で問題をつくって調べ考えるプロセスを経ると,読んだことも頭に入りやすくなります。
 また,レポートの構成についても,いきなり「本論」を書き出さずに「序論がなぜ必要か」がわかりやすく書かれています(p.38)。何が言いたいレポートなのかはっきりさせる,というのは,大学でレポートを書き始めたばかりの方には難しいようです。しかし,書くことの素材集めが一応終わった段階で,さらには書き進めていく段階で,「何を言おうとしているのか」を振り返りながら書くと,「序論」「結論」もまとまり,よいレポートが書けると思います。
 本書には,その他にもよいレポートを書くための考え方?コツが具体的にたくさん示されています。良書として版を重ねており,卒業論文執筆にも使えます。よろしければ一冊お手元にどうぞ。

(Pon)

■河野哲也 『レポート?論文の書き方入門(第3版)』 慶應義塾大学出版会, 2000年 定価1,050円(引用ページ数は,第2版による)

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