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VOL.35 MAY 2006

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【卒業者からのメッセージ】

オンデマンド?スクーリングのすすめ

福祉心理学科 N.I.

 早いもので,卒業式が終わって,半月以上が経ちました。お陰様で今回,幸運にも社会福祉士に合格することができました。振り返ってみますと,4年間,レポート課題に四苦八苦しましたが,根気のない私でも,何とかここまでやり遂げ,数々のアクシデントに飲み込まれながらも,よくやってこれたと我ながら感心しています。
 この4年間で,印象に残ったことを少し書きたいと思います。
 私たちは初年度であったため,オンデマンドで受けられるものが少なく,遠方から通うスクーリングは,時間のロスが大きく,また経済的にも大変なものでした。もちろん,大学および配信会場で生のスクーリングに参加することによって,かけがえのない友達をたくさん得ることができましたが,オンデマンドは遠方居住者にとっては,救いの神でした!
 受講できる科目数も増えて来たようですので,是非,利用になられることをお勧めします。
 テキストの内容がどういう意味を指し示すのか,わかりづらいところもありますし,たくさんの科目の中では,どうしても得手不得手が出て来たりします。いつまで経っても書けないレポートと睨めっこしているのではなく,オンデマンド?スクーリングのある科目は受講してみるといいと思います。受講してみると,たとえ課題そのものに触れられなくても,この先生がレポート課題で出されている課題は,ここが狙いなんだな,と何となくわかって来ます。そして,個性豊かなそれぞれの先生のお人柄もわかって,楽しいです。
 スクーリングのように直接,通信の仲間と触れ合うことはできませんが,細かく講義が区切ってあり,2回受講に1回ずつ感想や意見などを書き込みして行くので,自分一人の理解ではなく,「先程の講義で先生が言われたのは,そういう意味だったのか……」と他の人の書き込みを読んで理解したりしました。同じ話を聞いても,受け取り方はさまざまで,また,バラエティに富んだいろんな感性に接する機会にもなりました。時には,通信の他の人の生活背景も垣間見ることもできました。
 文字から伝わる楽しい声ですよ。
 それは普段のレポート学習や卒業研究でも,同じことが言えます。とにかく孤独になりがちな通信ですけど,メールで,お互いに進捗状況を報告したり,わからない部分を質問したり,いろんな情報交換したり……。とにかく,めげずに焦らず,無理しすぎないで,励まし合って頑張ることが大事だと思います。
 睡魔との戦いで,やっと書き上げたレポート,大切にしていきたいと思います。
 在学生の皆さん,今,学生でいられることを楽しんでくださいね。ほんの少しずつでも,ヒントは見つかるはずです。課題を頭の隅に置いて,頑張ってください! 必ず,レポートが書ける日がやって来ると思います。
 最後に,東北福祉大学通信教育部の益々の発展と明るい未来を心よりお祈り致します。

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