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総合福祉学部福祉心理学科

心理学研究法

2年生を対象とした福祉心理学科の必修科目です。観察法、質問紙法など、心理学研究法の基礎についてグループワークを中心とした実習を通して学びます。

学びの特徴

心理学研究法は、心理学分野で用いられる研究法について、総合的な理解を図るための講義と実習から構成される授業です。観察法と質問紙調査法、質的データ分析と量的データ分析実習を中心に、心理学的研究の具体的な方法について学びます。例えば、質問紙調査法では、調査内容の決定からデータ収集、分析までの一連の作業をグループワークを取り入れながら行います。

含まれる内容

観察法、質問紙調査法(統計ソフトを用いた量的データの分析を含む)、KJ法(質的データの分析を含む)

学生の声

観察法
『観察対象者の反応の違いや特徴から何らかの関連性が見つかることや、何も考えずに見ると大した違いはなさそうに見えたにも関わらず 、観察法を通して見ると視線であったり身振り手振りであったり多様な違いが所々に表れていたことを発見出来ることが純粋に面白いと感じた。』
『行動の生起数と生起率を出して、行動を数値化するということを今回の実習で恐らく初めて経験した。数値化することで、観察を行っている時点では気が付かなかったことに気が付くことができた。』
『今まで、植物の観察をするのは小学校の生活の時間などであった が人間の行動の観察をしたのは、今回の演習が初めてであった。行う際には、内容によって観察対象者のプライバシーの問題が生じてくるので、その点にも十分に注意する必要があることがわかった。』

質問紙調査法
『今回は、前期までの授業とは違い、自分たちでテーマを決め、自分たちでアンケートをとるという主体的なものだった。そのため、心理学とはどういうものか、どのような学問かということに、初めて触れることができたように思う。その分レポートの記述は難しくも感じたが、達成感を感じるものであった。』
『今回の実習や、分析の結果から得られたものは多くあった。調査対象にどういった傾向があるのか、調査に用いた質問が仮説を検証するのに十分に活用できるものであったのか等の詳細を知ることができたのは良かったと思う。改めて、心理学が統計や分析といった数学的、科学的な学問であることを実感したと思う。』
『今回の実習を通して、心理学の結果は、様々な過程を経て出すことができるのだと理解した。質問紙を作成し、対象の方に協力してもらい、調査したものをまとめ、分析し、結果をまとめ、考察するといった入念な下準備、データを綺麗にまとめ分析することがとても365体育投注_365体育备用网址-【唯一授权牌照】@であることを学ぶことができた。』

KJ法
『様々な「自立」の要因をみんなで意見を出し合いまとめることで「自立」について具体的に視覚化して考えることができた』
『授業をやっていくにつれて、「自立」に関しての思うことが多く出てきて、自分としっかり向き合うことができ、それだけでも少し成長できたように感じる。 』
『今後、20答法とKJ法を活用するとしたら、「社会人になって働く上で必要な能力は何か」というテーマで社会人になる心構えとして調査をしてみたいと思う。』
※KJ法は、「大学生にとって自立とはどういうことか」をテーマに20答法によりデータを集め、グループで分析を行いました。

この記事に関するお問い合わせ

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