総合福祉学部福祉心理学科
福祉心理学
福祉臨床と心理学の基礎知識との融合を目指し,社会で現実に起きている福祉問題にひきつけながら、心理学の理論を解説します。
学びの特色
福祉臨床と心理学の基礎知識との融合を目指し,社会で現実に起きている福祉問題にひきつけながら、心理学の理論を解説する授業です。
福祉臨床の現場で活躍する先輩をゲストティーチャーにお招きし、実践を紹介いただく特別講義も企画しています。
含まれる内容
福祉心理学、応用心理学、発達心理学、児童福祉、生活保護、老人福祉、障害者福祉 など
※「福祉心理学」は3名の教員が担当しています。各授業により内容が異なるため履修時にはシラバスを参照してください。
※「福祉心理学」は3名の教員が担当しています。各授業により内容が異なるため履修時にはシラバスを参照してください。
学生の感想
- 乳児期の愛着形成から、老年期の認知症まで、人間の成長とは心理的な成長や歪みと表裏一体なのだと、当たり前のようですが、きちんと学べたことで、あらためて福祉職の難しさを感じ、あらためてチャレンジしたいと思いました。
- 福祉現場で対象者さんを理解するためには、その人がどのように防衛しているのか、困難がその人のキャパを超えるほど、強い防衛で塗り込められるというのが心に残り、自分の身近な問題にあてはめてもそうだと実感しました。
- 発達課題などの心理的な問題を、虐待や不登校、8050問題などの社会問題に結びつけて解説されるので、テレビでの報道がより深く、生々しく感じられるようになりました。そして、そのような問題に対応する福祉や心理職の方々に尊敬の念が湧きました。
- 講義を受ける前は、心理学というからにはテレビや小説に出てくるような深層心理のことだろうと思っていました。しかし、実際には福祉にかかわるもの全般の中で、心理的な問題がどのように作用するかということを学び、より現実的で、実践的なイメージに転換されました。
- 心理というと、病んでいる人がひっそり相談にくるような個別の暗いイメージですが、福祉臨床では、世代ごとに培われている価値観の理解がまず必要で、個人差だけでなく世代間の価値観の格差などの他、時代ごとの制度とその背景も理解できないと対応できない、グローバルでアクティブな社会的問題なのだとわかりました。
この記事に関するお問い合わせ
- 教務部教務課
- 住所:〒981-8522 宮城県仙台市青葉区国見1?8?1
- TEL:022-717-3315
- FAX:022-301-1280
- E-Mail:kyomu@tfu.ac.jp