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VOL.18 APRIL 2004

【巻頭のことば】

【学習サポート】

【現場から現場へ】

【夏期スクーリングIのご案内】

【通信制大学院コーナー】

【お知らせ】

【資格?免許状取得のために】

【BOOK GUIDE】

【シリーズ?東北】

【ひろば】

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【通信制大学院コーナー】

平成15年度通信制大学院修了者からのメッセージ

 3月に通信制大学院での学修を終え,修了された方から,学生生活の思い出,後輩の方々へのメッセージをいただきました。
 修了された皆様の今後のご健康?ご活躍を祈念しております。


お爺さん学生がんばりました

社会福祉学専攻 赤間 一之

 「お爺さん学生がんばってます」──これは,私の名刺の枕ことばだ。私は通信制大学院に入学を許可されたときに,自らを励ます意味合いで,このような名刺を作り,さらに「大学院通信」を3カ月に1回の割合で発行した。
 部数は多いときで3,000部を越えた。そのように自らを尻タタキしないと2年間の通信制というライバルの見えない学生生活をまっとうすることができないと思った。
 68歳の現在,いまさら学んでとの思いがないわけでもない。
 今日まで新聞記者,政治家そして福祉関係事業者として走り続け,ふり返ったときに,なにもまとまったことをしていないことにハッと気づいた。
 60歳を過ぎた頃から通信制の専門学校で受験資格を得て「社会福祉士」「精神保健福祉士」試験に合格,余勢をかって通信制大学院で「博士」取得を目ざしているところだ。
 実現できるかどうかはわからない。しかし挑戦してみなければ結果はついてこないと考えている。
 指導教授には「赤間さんの文章は論理性に欠ける」とたびたび指摘を受け“通信簿”唯一の「可」をいただいた。
 こんなうれしいことはない。私の人生はどちらかと言えば比較的,思ったことが可能だった。運がとてもよいのだろう。
 そのようななかで「可」という意味を深く受け止め,今後の人生でかみしめながら味わっていきたい。
 私はこれからも通信制大学院に在籍してゆくつもりです。若い仲間たちが,どんどん集まってきて,共に学びませんか。

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