東北福祉大学 通信教育部

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レポート学習

Ⅱ レポートをまとめる

 レポート作成は,通信教育の主な学習方法です。教科書と参考図書を熟読しながら,出題されたレポート課題に対する解答を1課題あたり2,000字程度でまとめます。作成したレポートは大学あてに送付し,担当教員による添削指導を受けます。
 ここでは一般的な論述式レポートのまとめ方を概説します。
 「医学一般」などで導入されている「説明型レポート」については,「論述式レポート」とまとめ方が若干異なりますので,「4 説明型レポートについて」をご覧ください。
 また,スクーリング受講者に対して一部課題で実施されている「スクーリング受講者専用別レポート」(通称「別レポート」)については「スクーリング受講者に対する『別レポート』」をご覧ください。

1 論述式レポートに要求されていること

 『レポート課題集』には担当教員から各科目ごとにレポートを書く際の留意点が述べられています。『レポート課題集』の課題?アドバイスはくりかえし読んでから,レポートをまとめてください。ここでは,一般的に大学でのレポートに要求されていることをまとめます。

課題に論理的に答える

 レポートは,テキスト(教科書や参考図書)を読んで学んだことを担当教員に報告するものです。まずは課題を理解したうえで,テキストの内容を自分のことばで要約して,論理的にまとめることが必要になります。自分がわかったことを,他の人にもわかるように伝えるつもりで,まとめてみましょう。
 十分にテキストを読まないで部分的にテキストを丸写ししたり,ただ自分の実体験や感想をまとめただけのレポートでは,合格点は得られず,不合格(再提出)となるでしょう。レポートは,自分の主観的な経験や気持ちを綴った日記?エッセイ?感想文とは違い,問いに対してある程度体系立った解答が求められます。

レポート評価の基準の表では,「題意把握?内容理解」「論理構成?考察力」「表現?文字の正確さ」に相当します。

よりよいレポートを書く

 前項に記したことは学習成果をまとめるレポートとしては,必要最低限のことがらです。レポートは,もう一段高いレベルを要求されているものもあります。それは,テキストの内容を理解したうえで,自分なりに考察?批判しなさいというものです。レポート課題の末尾が「~について考察しなさい?論じなさい」になっている場合は,このことが要求されています。
 自分のもっている知識,別の参考文献を読んで得た見方?考え方,自分で調べたこと,身近な出来事や職場での経験などから,レポート課題に対して,自分としてどう考えるのかをまとめる必要があります。もちろん,自分の説を述べる際にも,他の人にわかるように,論理的で説得力のある文章でまとめる必要があります。
 このことは「言うは易し,行うは難し」です。これからの通信教育での学びの経験を通じて,少しずつ身につけていってください。

レポート評価の基準の表では,「論理構成?考察力」「現実との関連づけ」に相当します。

評価を恐れずに

 レポートには真剣に取り組んでいただくことを期待していますが,完全なレポートを書くのはなかなか難しいことです。また,大学のレポートには,ただ1つの正解があるわけではありません。成績にはあまりこだわらずにレポートを提出するのが,通信教育での学習のコツです。
 レポートがあまり進まない方は,まず1つでもレポートを出してみましょう。提出を繰り返しているうちに,少しずつレポートの書き方のコツがつかめてくると思います。また「再提出」になっても落ち込むことはありません。一歩一歩,ご自分のペースで学習をつづけてください。

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