学習の手引き -2012~2016-
平成24年~平成28年度入学者用
資料?情報をさがす
Ⅱ 参考文献のさがし方
通信教育での自学自習という学習スタイルにあっては,難しいこと,わからないことが出てきたときに,自分で調べることができる手段(ツール)を多くもつことが学習の継続につながります。
具体的には,辞典?事典類などを手元に置いてまめに引くこと,文献の検索?入手方法に習熟すること,インターネットによる情報の入手方法に慣れることなどです。ただし,インターネット上には不正確な情報もありますので,文献による確認が必要な場合もあります。
1 事典?辞書類
1)国語辞典
さまざまな種類の辞典が出ていますので,手元に一冊ご用意ください。『広辞苑』(岩波書店),『大辞林』(三省堂),『大辞泉』(小学館)など大型の辞典の一冊を利用されるとよいでしょう。
その他の方法としてインターネット上の無料辞書サイトを利用する方法もあります。
2)専門事典?辞書
専門用語は,国語辞典では不十分な解説しか得られません。専門用語の定義や説明は,それぞれの分野の専門事典(辞典)で調べるようにしてください。まずは,図書館で利用され,専門科目を多く学ぶ際には,一冊は自分で購入することをお勧めします(*は推薦図書)。
社会福祉学関連で手軽な辞(事)典には,次のようなものがあります。
*『社会福祉用語辞典(第9版)』(ミネルヴァ書房) 『現代社会福祉辞典』(有斐閣)
*『社会福祉用語辞典(六訂)』(中央法規)
*『社会福祉基本用語集(七訂版)』(ミネルヴァ書房)
『社会福祉士 介護福祉士のための用語集(第2版)』(誠信書房)
『現代福祉学レキシコン〔第2版〕』(雄山閣) 『社会福祉用語辞典』(棋苑図書)
『現代社会福祉用語の基礎知識(第11版)』(学文社) 『新版 地域福祉辞典』(中央法規)
『現代エイジング辞典』(早稲田大学出版部) 『社会福祉辞典』(大月書店)
福祉心理学関連で手軽な辞(事)典には,次のようなものがあります。
(心理学全般)
*『心理学辞典』(有斐閣/CD-ROM版もあり) 『心理学小辞典』(有斐閣)
*『誠信 心理学辞典(新版)』(誠信書房)
(心理学各論)
『発達心理学辞典』(ミネルヴァ書房) 『改訂新版 社会心理学用語辞典』(北大路書房)
『発達心理学用語辞典』(北大路書房) 『社会心理学事典』(丸善出版)
『認知心理学事典』(新曜社) 『カウンセリング辞典』(ミネルヴァ書房)
『教育心理学小辞典』(有斐閣) 『カウンセリング辞典』(誠信書房)
『教育心理学新辞典』(金子書房) 『現代カウンセリング事典』(金子書房)
『社会心理学小辞典』(有斐閣) 『臨床心理学辞典』(八千代出版)
3)六法
法律を集めた本は通称「六法全書」とよばれています。
社会福祉を学ぶうえでは,法律を知っておくことも大切です。社会福祉関係の法律を集めた六法全書には,次のようなものがあります。
『社会福祉小六法』(ミネルヴァ書房) 『社会福祉六法』(新日本法規)
『福祉小六法』(中央法規) 『社会福祉基本六法』(誠信書房)
『福祉小六法』(みらい)
分野ごとに『高齢者保健福祉六法』『児童福祉六法』『知的障害者福祉六法』などより詳しく載せている六法全書や『身体障害者福祉関係法令通知集』などの法令通知集もあります。
また,法律もインターネットで検索可能です。総務省行政管理局のホームページ(法令データ提供システム)
http://law.e-gov.go.jp/cgi-bin/idxsearch.cgi
をご利用ください。